今回は僕の大好きなバイオシリーズについて、自分の勉強を兼ねて色々調べてみたのでまとめ記事を作りました。内容は随時追加しますが、現状の知識で一時的な内容としてご理解ください。
オチがある内容ではありませんがバイオシリーズの理解にお役立ていただけたら幸いです。また、記載内容に誤りや誤解があるようでしたら是非コメントでご指摘のほどよろしくお願いいたします。
概略
『バイオハザード』は、数々のバイオテロやウイルス感染が引き起こす恐怖の物語であり、主人公たちは生き残りをかけて戦い、真相に迫っていきます。バイオハザードシリーズは数作品あり、各作品ごとに時系列が整理されており、緻密な世界観が展開されています。
バイオハザード全体のストーリーライン
バイオハザードの物語は、洋館事件を起点として展開しており、その前日談が『バイオハザード0』で語られます。作品によって異なる登場人物や事件が絡み合いながら、アンブレラという組織やウイルスの謎に迫っていきます。物語は『ヴィレッジ』に至るまで続き、さまざまな作品やキャラクターが関連しています。
特徴的な物語展開
バイオハザードの物語は、恐怖と絶望の中でアイテムの収集や戦略的な判断を行いながら、次々と現れる敵と戦っていくことが求められます。プレイヤーは緊張感に満ちたゲーム体験を味わいながら、ストーリーの謎が明らかになる展開を楽しむことができます。また、主要な登場人物たちの絡み合いや個々の物語の交錯も特徴の一つです。
主要人物
バイオハザードと言えば、特徴的且つ人間的なキャラクターが魅力です。僕の知る限りで以下に主要人物をピックアップしてみました。それぞれ詳細は別記事としてまとめてあります。
- アンブレラ創設メンバー
- アシュフォード家
- リサ・トレヴァー
- アルバート・ウェスカー
- クリス・レッドフィールド
- ジル・バレンタイン
- レベッカ・チェンバース
- ビリー・コーエン
- バリー・バートン
- レオン・S・ケネディ
- クレア・レッドフィールド
- シェリー・バーキン
- エイダ・ウォン
- ジャック・クラウザー
- アシュリー・グラハム
- モイラ・バートン
- ウィンターズ家
- エヴリン
- マザーミランダ
人物以外の主要要素
バイオハザードを語るうえで欠かせない主要要素をまとめてみました。
タイトル別概要
ナンバリングタイトルを中心に物語の概要を記載します。
バイオハザード0
物語は、1998年のアークレイ山地で発生した怪事件から始まります。集団で人々を襲い、人々を「食い殺す」という凄惨な犯行が頻発しています。ラクーン市警は事態を重く見て、特殊部隊「S.T.A.R.S.」を投入します。
物語の主人公は、S.T.A.R.S.のエージェントであるレベッカ・チェンバースと元海兵隊員のビリー・コーエンです。彼らはアークレイ山地の洋館に向かい、事件の真相を解明しようとします。
『バイオハザード0』は、前日譚として『バイオハザード』と『バイオハザード3 LAST ESCAPE』のストーリーをなぞりつつ、それぞれの作品の裏側を明かすコンセプトで制作されています。プレイヤーは、この物語を通じて「アンブレラ社」の陰謀やウィルスの起源に迫ります。
この作品は、シリーズファンにとっては必見の一作であり、サバイバルホラーゲームの世界に足を踏み入れる良い機会です。
バイオハザード
- 事件の発端:
- 1998年7月24日、特殊部隊「S.T.A.R.S.」のメンバーであるクリス・レッドフィールドとジル・バレンタインは、洋館内で奇怪な事件を調査するために派遣されます。
- 洋館内でゾンビやウィルスに感染した「化け物」に遭遇し、事件の真相を解明しようとします。
- ウィルスの暴露:
- 捜査の中で洋館内に残されていたファイルから、秘密裏に研究されていたウィルスが漏れ出し、ゾンビが誕生したことが判明します。
- 捜索が進むにつれ、ゾンビだけでなくウィルスに感染した様々な「化け物」に出くわします。
- クリスとジルの戦い:
- クリスとジルは、洋館内で「化け物」を退けていきます。
- 事件の背後にはアンブレラ社という巨大企業が関与していることが判明します。
- アンブレラ社の陰謀:
- アンブレラ社は、ウィルスを兵器として利用し、人類を脅かす陰謀を企てていました。
- クリスとジルは、アンブレラ社の秘密研究所に潜入し、事件の真相を暴こうとします。
バイオハザード2(RE:2)
- レオンの初出勤日:
- 警察署内から地下へ:
- レオンは警察署内で謎解きをしながら脱出経路を探します。
- 強力な敵リッカーと遭遇します。
- マービン警部補と出会い、地下への脱出を試みます。
- 地下でのボス戦とエイダの登場:
- 警察署脱出〜下水道からNESTへ:
- レオンとクレアは別々に警察署を脱出します。
- アネット・バーキン研究員と出会い、ウィリアムの妻であることが判明します。
- 物語はいよいよ核心へ:
- アネットはウィルスのサンプルを持ち出そうとし、エイダとレオンは敵対します。
- アンブレラ社と警察署の不正が明らかになります。
- ボス戦とNESTからの脱出:
- クレア編では最終形態となったウィリアムとの決闘。
- レオン編ではタイラントとの決闘。
- ウィリアムとアネットの娘シェリーを連れて脱出。
バイオハザード3(RE:3)
『バイオハザードRE:3』は、前作「バイオハザードRE:2」の前日から始まります。ラクーンシティに放たれた「t-ウイルス」が起こす生物災害(バイオハザード)が街を汚染し、悪夢の始まりから終わりを描いた作品です。
物語は、主人公の「ジル・バレンタイン」が、前作「バイオハザードRE:2」の前日から始まります。彼女はラクーンシティで起こる事件に巻き込まれ、生物兵器「ネメシス」から逃れながら、壊滅的な状態に陥った街で戦い続けます。
「ネメシス」は圧倒的な強さを誇るクリーチャーであり、ジルは彼からの逃亡と対峙しながら、アンブレラ社の実戦部隊U.B.C.S.隊員のカルロスと共闘します。
この物語は、ラクーンシティで巻き起こる「t-ウイルス」による生物災害のもう一つの側面を描いており、前作「バイオハザードRE:2」では語られなかった出来事が明らかになります。
バイオハザード4(RE:4)
バイオハザードRE:4(またはバイオハザード4)は、ラクーン事件から6年後の2004年が舞台です。事件を生き延びたレオン・S・ケネディは、能力を買われて大統領直属のエージェントとなっています。彼の任務は、大統領の娘であるアシュリー・グラハムの護衛ですが、彼女は誘拐されてしまいます。
アシュリーの消息を追って、レオンはヨーロッパの辺境の村を訪れます。しかしそこで彼が目にするのは、狂気を湛えた村人たちであり、過酷なサバイバルホラーが始まります。
この作品は、アンブレラ社が消滅した2004年を舞台にしており、バイオハザードシリーズの時系列では「バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ」の後の出来事となっています。
物語の舞台はスペインをモデルにしており、武器商人との取引に使うお金の単位が「ペセタ」であることや、敵のマジニがスペイン語を話していることが挙げられます。
バイオハザード5
物語は、アフリカのキジュジュ地区を舞台に、生物兵器の密売を行っているリカルド・アーヴィングを逮捕すべくやってきたクリス・レッドフィールドと、世界規模のバイオテロを計画しているアルバート・ウェスカーとの因縁の決着が描かれています。
クリスとジルは、過去全ての元凶で、黒幕の元S.T.A.R.S隊長でアンブレラ職員だったウェスカーの居場所を掴み、交戦します。
- アフリカのキジュジュ地区:
- 物語の舞台はアフリカのキジュジュ地区です。ここで生物兵器の密売が行われており、事件の核心が隠されています。
- リカルド・アーヴィング:
- アフリカで生物兵器の取引を行っているリカルド・アーヴィングは、クリスとシェバが追跡する対象です。彼の逮捕を試みる中で、物語は展開していきます。
- クリス・レッドフィールドとシェバ・アローワ:
- クリス・レッドフィールドと彼の相棒シェバ・アローワは、ウェスカーの居場所を探し、彼との因縁の決着をつけるために行動します。
- アルバート・ウェスカー:
- シリーズの黒幕であるアルバート・ウェスカーは、世界規模のバイオテロを計画しています。彼の野望とクリスとの対決が物語の中心となります。
- ウイルス感染者との戦い:
- クリスとシェバは、恐ろしいウイルス感染者と戦いながら、事件の謎を解明していきます。
- サバイバルホラーとアクションの融合:
- 『バイオハザード5』は、サバイバルホラー、サードパーソン・シューティング、アクションアドベンチャーの要素を組み合わせています。プレイヤーはクリスとシェバを操作し、緊迫感あるストーリーを進めていきます。
バイオハザード6
バイオハザードシリーズの第8作目です。物語は世界規模のバイオテロを描き、4人の主人公がそれぞれの視点で事件に立ち向かいます。
- クリス編:
- アメリカ大統領講演会場での大規模なバイオテロが発生。
- クリス・レッドフィールドは中国の都市「蘭祥」で敵の脅威と戦いながら、核兵器で街を一掃しようとする計画を阻止しようとする。
- 人々が次々と異形の怪物と化す中、クリスと仲間は命をかけて戦う。
- レオン編:
- ラクーンシティ事件から15年後、アメリカで新たなバイオテロが発生。
- クリーチャーに襲われる中国の戦地で、レオン・S・ケネディは人類の脅威「ジュアヴォ」に立ち向かう。
- 世界各地で大規模なバイオテロが発生し、臨場感あふれる戦闘が展開される。
- ジェイク編:
- ジェイク・ミューラーは、自身の遺伝子に秘密を抱えた存在として追われる。
- 父親のアルバート・ウェスカーの影響を受けながら、ジェイクは自分の運命に立ち向かう。
- エイダ編:
- エイダ・ウォンは陰謀の渦中で暗躍。
- 謎めいた行動と過去の因縁が明らかになり、物語に新たな展開をもたらす。
バイオハザード7
この作品は、主人公イーサン・ウィンターズが、行方不明となった妻のミアを探すために、バイオハザード化したベイカー邸からの脱出を試みるストーリーが展開されています。
- ストーリーの要点:
- 登場人物:
- イーサン・ウィンターズ: 本作の主人公。妻の行方を追い、ベイカー邸で恐怖と戦い抜きます。
- ミア: イーサンの妻。彼女の所属する組織によって開発された生物兵器が事件の原因となりました。
- ジャック: 狂気を湛えたベイカー家の主。不死身とも思える肉体を持っています。
- マーガレット: ジャックの妻。イーサンを快く思っていません。
- ルーカス: ベイカー家の長男。嗜虐的な性格でイーサンに挑戦を仕掛けます。
- ゾイ: ベイカー家の長女。電話を通じてイーサンを手助けします。
- エヴリン: 少女のような外見を持つ特殊な菌を操る生物兵器。
バイオハザードヴィレッジ
バイオハザードヴィレッジ(またはバイオ8)は、人気のあるホラーゲームシリーズ「バイオハザード」の一部であり、舞台は東欧の寒村です。
- 前作との繋がり:
- 『バイオハザードヴィレッジ』は、前作『バイオハザード7』の続編です。
- 主人公は『バイオハザード7』の主人公である「イーサン・ウィンターズ」です。
- 物語は、彼の娘「ローズ」が「クリス・レッドフィールド」によって奪われるところから始まります。
- 舞台とエリア:
- ゲームの舞台は「村」で、その中に「城」「湖」「工場」などのエリアがあります。
- 村人たちが登場し、協力を求めることもあります。
- イーサンの運命:
- 前作でイーサンは妻の「ミア」を探し、ベイカー邸で恐ろしい事件に巻き込まれました。
- 今作では、娘のローズを救出するために村の謎を解明します。
- 新要素:
- 一人称視点で描かれる本格的なホラーゲーム。
- 村人との対話や協力が物語に影響を与える。
- DLC:
- 追加DLC「ウィンターズエクスパンション」が登場。ローズの新ストーリーや新ステージが含まれています。
主な事件と年代別の特徴
洋館事件(バイオ0~1)
バイオハザードの物語は、1998年7月に発生した洋館事件を起点として展開しています。この事件では、特殊部隊「S.T.A.R.S.」のメンバーであるクリス・レッドフィールドとジル・バレンタインが洋館に派遣され、ウイルス感染した人々や怪物との戦いに身を投じます。また、洋館にはアンブレラ社が不正な研究を行っていたことが明らかになります。
比較的狭い範囲での出来事であることが特徴的です。
ラクーンシティ事件(バイオ2~3)
続いて、洋館事件の2ヶ月後にはラクーンシティで大規模なバイオテロが発生します。この事件では、ウイルスが市内に拡散し、人々がゾンビ化してしまいます。クリスとジルはそれぞれ別のグループと行動し、生存者を救いながら事件の真相を追います。
洋館事件の影響が広がってラクーンシティ全滅という流れが起きます。また、このタイミングからウイルスを悪用しようとする組織とそれを阻止しようとするジルやクリス達の対立が主な物語の骨組みになります。
バイオテロ事件(バイオ4以降)
さらに、バイオハザードシリーズではその後も様々な事件が起きます。バイオテロ事件もその一つであり、徐々にウイルスが進化し、新たな脅威が現れます。主要人物たちはこのバイオテロ事件にも立ち向かい、人類の存亡をかけた戦いを繰り広げるのです。
アンブレラの陰謀以外のところでもウイルスや類似の生物兵器を利用して世界征服を企む組織が登場するようになります。舞台になる国もアメリカ以外の地域でも物語が展開していくようになります。
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