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【レビュー】『買わない』と断言したのに僕が『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』にハマった理由 初見プレイで感じたオススメポイントを徹底解説

ゲームレビュー

今回は先日生配信にて初見プレイを完了した『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』について解説します。本作が発売された当初僕は『おそらく購入してまでプレイはしないだろう』と生配信の中で公言していました。そんな僕がなぜ購入に至ったのか、そして何がここまでのめり込ませたのかという本作の魅力について独自視点で解説していきたいと思います。

バイオシリーズをプレイしたことがない人はもちろん、『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』の購入を迷っているという人は是非参考にしていただきたい内容になっていると思いますので、ぜひご確認ください。

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そもそもなぜ『買わない』と言ったのか

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まずは、ライブ配信の中で『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』を購入しないと断言した理由を簡単に説明します。

ラクーンシティ事件とのつながりを感じられなかったから

※プレイ画面キャプチャーより引用

そもそもバイオシリーズは、巨大製薬企業であるアンブレラの裏で暗躍するウイルス研究が元となり様々な事件が起こります。すでにご存じの方も多いと思うので、箇条書きで記載すると、

  • 富豪のスペンサー、貴族のエドワード、学者のマーカスの3名によって『始祖ウイルス』を発見したことをきっかけとして、軍事転用による独占を目的に起業。表向きには製薬会社として社会貢献を推進する一方で、恐ろしいウイルス研究を進めることになる。
  • 3名の仲たがいにより、マーカスを暗殺。しかしマーカスの死後ヒルに感染したウイルスによって『黄道特急事件』が起きる。(バイオ0)
  • アークレイ研究所近くでバイオハザードが起きる。アンブレラは事態の鎮静化のため私物化していた警察を動かして特殊部隊『S.T.A.R.S.』を派遣。しかし、大半がバイオハザードによって怪物化した動物やBOWによって命を落とすこととなる『洋館事件』が起きる。(バイオ1)
  • アークレイ研究所は爆破され事件は隠蔽されたかに思えたが、下水でつながっていた『ラクーンシティ』にバイオハザードが蔓延。町中が大混乱となり所謂『ラクーンシティ事件』が発生する。(バイオ2、バイオ3)

上記のように、そもそもアンブレラのウイルス研究の途中で発生した比較的小規模な地域での話がラクーンシティ事件となりますが、バイオ4からは国が違ったり、黒幕が違ったりと話が派生しているように感じました。

このことから、僕はバイオ0からバイオ3まで(間を飛ばして7と8)をプレイ済みだったため、ナンバリング続編であるにもかかわらず話が飛ぶような気がしたので敬遠している部分がありました。

アクション要素が強いと聞いていたから

旧作を含めたバイオシリーズの特徴として、1~3、4~6はそれぞれゲーム性が異なり、探索やストーリーに重きが置かれていた1~3と違って、4~6はアクションに重きが置かれているという風に聞いていました。

※STEAM公式販売ページから引用

実際に、旧作バイオ4のプレイ動画などを観ると、QTEが多く戦闘も激しくなっていることが見て取れました。このことから、僕はアクションが苦手なので、なかなかプレイするのに苦戦しそうだなというのが一番最初の懸念点でした。よって、リメイクされているとしても、アクション要素が強いとなると、皆さんにお見せできるプレイが出来ないのではないかという点から、購入は見送りをすべきだろうという判断をしていました。

発売直後で高かったから

現実的な障壁として、発売したばかりで値段が高かったということも一つの問題点でした。

上記のように懸念点がある中で、定価で買って本当に満足できるのだろうかという部分は悩みどころであり、買うとしてもある程度値段が下がったころにセールで購入するという具合でもいいのではないかというのが一時的な結論として自分の中にありました。

  • 初代バイオから続くストーリーの流れが理解できていなかった
  • アクション要素の強さが懸念点だった
  • 発売したばかりの新作タイトルで値段が高かった

上記の3点が、今では考えられませんが『購入はしない』と言い切った理由となります。それでは次の章から、そんな僕がなぜ購入してまでプレイして、さらにドはまりしたのかという秘密を紐解いていきたいと思います。

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買わないと決めた『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』を購入するに至った経緯

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ここからは、買わないはずだった『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』を購入するまでの過程でどのような心境の変化があったのか、またそれがなぜ起こったのかという点を解説します。

始まりは他の方のライブ配信を観たこと

まず初めに気になり始めたきっかけは、youtubeでほかの配信者の方のプレイ動画を観たことがきっかけでした。初見のゲームに関しては自分でプレイするまでは他の人の動画は観ないようにしているのですが、買わないと思っていたので、『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』についてはあまり気にせず視聴していました。

最初は『ふーん』くらいな感じで観ていたのですが、次第に興味を持ち始めて、ボス戦での立ち回りやギミックなど『面白そうだな』『そんなこともできるんだ』というように興味を持って観ている自分がいました。次第にその興味は『自分でもやってみたい』という欲求に変わっていきました。

しかしながら、プレイする上で理解しておきたいと思ったのは物語としてのつながりでした。たくさんのサイトや解説動画などを拝見したところ、バイオ2で警察に入ったレオンがその後軍へ入隊し、クラウザーが上官として存在して『オペレーションハヴィエ』という任務に就いていたことなどを知り、単純に続編が制作されたわけではなく、物語としての必要性があるということも理解が出来ました。

それからというもの、やりたくて仕方ない病にかかってしまった僕は、あとは購入するだけという状態まで興味がマックスになっていました。

『パリィ』や『メレー』がかっこよかった

前述の通り他の配信者さんの動画を拝見するにあたり特に目立って印象的だったのが『パリィ』と『メレー』でした。プレイし終わった段階ではあれこそが『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』のキャッチコピーである『死を免し、倒す快感』だったのだろうと思いますが、プレイする前からこの二つについては特徴的だなと思っていました。

※プレイ画面キャプチャーより引用

また、バイオお馴染みの『弾薬不足』を回避するためにいかにパリィとメレーをうまく活用するかという点がストーリーを攻略する上でも非常に重要であるということを理解しました。

旧作では『特定のボタンを同時押し』や『特定のボタンを連打』など、僕が苦手とするアクション操作が多いように感じましたが、バイオRE:3に登場する『緊急回避』のような操作で楽しむことが出来るということが分かったので、僕の中での『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』に対する興味とプレイに対する欲求はさらに大きなものになりました。

運よく手ごろな価格でパッケージ版を入手できた

そんななか、メルカリでパッケージ版の中古品が非常に手ごろな値段で売り出されていました。ダウンロード版で購入しようとすると8,000円前後という状況だったので、半額以下で購入ができるくらいの売値設定です。『これは買うしかない』と判断した僕は即日購入し、商品が届くのを心待ちにしていました。

  • ストーリーの流れを理解した
  • パリィやメレーがかっこよかった
  • 幸運にも安価で購入できた

以上が、購入に至った経緯であり、この時点で知れば知るほどその魅力に取りつかれていたのだろうと思います。

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『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』とはどんなゲームなのか

それではここから未プレイの方向けに僕個人の解釈でどんなゲームなのか、またどんなところに魅力を感じたのかという点を解説していきたいと思います。ネタバレしないように書きますので、ご安心ください。

レオンはラクーンシティ事件を引きずっていた

始まりはレオンがアメリカ合衆国のエージェントになったというところから物語が始まります。大統領の娘が誘拐されたことから、レオンは任務として娘の救出を命じられました。現地へ向かう道中でレオンは数年前に経験したラクーンシティ事件について考えていました。

ガンショップのケンドーや、自分を助けてくれたエイダ、ラクーンシティの住民など自分が救えなかった命に対して自責の念を抱いているようでした。そんな思いと現地警察の車に揺られながら、レオンはある寒村にたどり着きます。

村では、『ロス・イルミナドス教』という宗教団体が村人を掌握しており、その教祖である『サドラー』が事件の黒幕ではないかとレオンは疑い始めます。村や近くの湖、教会など様々な場所を大統領令嬢を探して奔走していきますが、事件の裏には恐ろしい真実と意外な人物が関わっているのでした。

雰囲気的には『BIOHAZARD VILLAGE(バイオハザード ヴィレッジ)』に近い

※プレイ画面キャプチャーより引用

僕が個人的に感じたのは、全体的なゲームのトーンとして『バイオハザード ヴィレッジ』に近いなという印象がありました。人里離れた村で、外の世界とは隔絶された空間に異様な雰囲気を放つ謎の黒幕と戦うという点は、ヴィレッジの世界観に近いものを感じました。ヴィレッジで登場した商人の『デューク』同様に道中で武器やアイテムを購入できる『武器商人』も同じような作りだなと思いました。

ただ、よくよく考えればバイオ4のほうが先にリリースされているので、バイオ4のシステムをヴィレッジで踏襲したというほうが自然かもしれませんね。

やっぱり『パリィ』と『メレー』が気持ちいい

村に到着するとすぐに村人の襲撃から耐えるというミッションが課せられますが、なんせ弾がない。

体験版でも収録された村の襲撃ですが、要所要所でパリィやメレーが役に立ちます。当然、あの状況では逃げるのが先決ですが、弓矢をパリィで交わしたり、ひるんだ敵をメレーで蹴り飛ばしたりと、割とゲームの序盤から『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』らしさを体感できるのがパリィとメレーではないかなと思います。

後半になってくると、ボス戦でもパリィとメレーは非常に重要です。逆にパリィが出来ないと突破できないボス戦(一応未プレイの方向け解説なので敢えて伏せる)もありますので、序盤の段階で存分に練習するのがいいのではないかなと思います。

『依頼書』のサブクエストや宝探しなどやり込み要素が豊富

最近のゲームでは所謂『やり込み要素』というのが多いゲームが一般的ですが、『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』については一味違うかなと思います。

それは、ほかのゲームが一度クリアしてからのやり込み要素が多いことと比べて、『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』については初見の段階でも自分の判断次第でストーリー展開が変化するような形でやり込み要素がちりばめられています。

特に『依頼書』については、スルーしてゲームを進めることもできますが、依頼をこなすことでアイテムが入手出来たり、逆に依頼を遂行すると不利になるボス戦なども存在します。

また、宝や隠しアイテムなど様々なところに一回のスループレイでは見つけられないような要素が多く設定されているので、何度も周回プレイして楽しむことが出来る最近のゲームでも本当によくできているなと思える作品だと思います。

地味に影響が大きい『アシュリー』の存在

誘拐された大統領令嬢『アシュリー』を見つけて救出をするわけですが、ストーリーの大部分でアシュリーと行動を共にすることとなります。僕としてはアシュリーの存在は本当に苦戦の連続でした。

※プレイ画面キャプチャーより引用

何故ならば、レオンが生きていてもアシュリーがさらわれてしまうとゲームオーバーになってしまうので、常にアシュリーを守るということを前提に置きながら敵を『免わしていく』必要があるからです。ここについては、一度プレイするとどのように立ち回ればいいのかわかるのでなんでもないですが、初見の時は本当に本当に苦労しました。

ただ、だからこそ、初見プレイでラストシーンを迎えた時には素晴らしい達成感を味わうことが出来ました。

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ここが良かった!『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』のおすすめポイント

物語としては、ラクーンシティ事件での自分の無力さに失望したレオンが大統領令嬢を救出する任務を受け、訪れた寒村で様々な困難に立ち向かうという内容の本作。

『パリィ』と『メレー』をうまく組み合わせて戦うことで本作の魅力を最大限に引き出すことができ、アシュリーと合流した後は、ただ戦うだけではなく『アシュリーを守る』という意識が常に必要であるという点を前章で触れました。

ここからは、僕の独断で『こんな人におすすめ!』というポイントを解説していきます。

メリハリのあるゲームが好き

『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』をプレイして感じたのは、激しいアクションパートとじっくり探索するべきパートが明確に分かれているなという点です。

常にアクション要素が強かったりずっと探索が続いたりすると飽きてしまったり疲れてしまうこともありますが、『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』についてはかなり明確になっているので『あ、この先戦闘が続きそうだから装備を整えよう』という準備や、『この依頼書はちょっと時間をかけて探してみよう』というようにメリハリのあるプレイができると思います。

とにかく探索が好き

※プレイ画面キャプチャーより引用

前述した通り、『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』ではやり込み要素が多く散りばめられているため、探索する気になればかなり細かく探索することができます

タイムアタックを気にしないのであれば、各ステージごとに色々なところを探索して全てのアイテムを収集したり、ゲームに登場する建物など隅々まで探索することができます。

また、アクション要素が求められる場面でも複数の切り抜け方があるので、いろんな手法を試してみるのもいいかもしれませんね。

『BIOHAZARD RE:2(バイオハザード RE:2)』をプレイしたことがある

※プレイ画面キャプチャーより引用

本作ではゲームの雰囲気こそ『バイオハザード ヴィレッジ』に似ていると言及しましたが、主人公であるレオンやエイダが登場すること、道中のギミックやレオンの動作などがRE:2を彷彿とさせるシーンが多くオマージュされています。

例えば、RE:2の序盤でトイレ前に倒れたロッカーを立て直すシーンや、囚われたエイダを助けに行く前のシーンなど、非常に印象的なシーンを思い出させる要素が『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』には多く存在しています。

その度に、新米警官だったレオンが逞しく成長した姿に感動したり、以前の純朴さから比較すると少し蔑んでしまったようなレオンの仕草などが、また一味違った雰囲気を醸し出して没入感を高めてくれると思います。

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旧作『バイオ4』をプレイしたことがない

僕自身も旧作をプレイしたことはなかったのですが、そんな僕でも全く問題なく楽しむことができました。バイオ4をプレイしたことがなかったとしても、『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』の中で時系列や背景などは語られるので、知識ゼロでもしっかり楽しむことができます

また、『バイオハザード7』や『バイオハザード ヴィレッジ』の爆発的な人気により初めてバイオシリーズをプレイしたという人も多いと思いますが、そのような人でも『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』をプレイしてもすんなりプレイできるのではないかなと思います。逆に、『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』をプレイしてからRE:2をプレイしてみるなど逆説的なプレイでも楽しめるのではないかなと思います。

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まとめ

ということで、今回は本当に面白かった『BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)』について初見プレイレビューと共におすすめポイントを解説してみましたがいかがだったでしょうか。

僕もまだまだやり込みは足りませんが、最高難易度プレイやアイテム全回収などチャレンジしてみたいと思っています!まだプレイしたことがない人には絶対おすすめの一作です!ぜひプレイしてみた方は感想を教えてください。今回はこの辺で。最後までご覧いただきましてありがとうございます。

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