【バイオハザード】主要要素：ウロボロス・ウイルス

ウロボロス・ウイルス

ウロボロ・スウイルスは、カプコンのビデオゲーム「バイオハザード」シリーズに登場する架空のウイルスです。その正体は、スペンサーが想い描いた「優れた人間のみで統治する新世界」を実現させるために作り出された「人類進化ウイルス」であり、感染した人間の遺伝子を急激に変質させ、優れた遺伝子だった場合は超人的な肉体に作り変え、『新人類』に進化させる作用を持っています。逆に適合できなかった者は全身をウイルスに蝕まれ、無数の黒い膿胞に覆われた怪物と化してしまいます。

ウロボロスウイルスの名前は、その膿胞がヘビのようにうねり、分裂による消滅と再生を繰り返す姿から、「死と再生」「無限、完全性」等を象徴する“尾を噛むヘビ”に由来しています。しかし、適合率は極めて低く、アンブレラの生み出した生物兵器「T-ウイルス」でさえ1割の者は適合して発症を免れるのに対し、このウロボロス・ウイルスの適合者はたったの1人。それもすでに試作段階の進化ウイルスに適合していたウェスカーしかいないのです。

• 正式名称: ウロボロス・ウィルス（Uroboros Virus）
• 登場作品: カプコンのテレビゲーム『バイオハザード』シリーズ
• 開発者: アルバート・ウェスカーによって改良された新型ウィルス

由来と特性

• ウロボロス・ウイルスは、アルバート・ウェスカーがT-ウィルス、G-ウィルス、そしてT-ベロニカウイルスの共通項である感染者の自我崩壊、知能欠如、身体的異変という欠点を克服し、強制的な進化を起こさせるために開発したウィルスです。
• 始祖ウィルスをベースにしており、その源泉である植物「始祖花」から生成された完全な新種のウィルスです。

特性

• ウロボロス・ウイルス感染者は、感染後の症状に適応者と非適応者で違いがあります。
  • 適応者は、自我を保ちつつ肉体を強化でき、血液を発火させて攻撃手段とすることが可能です。
  • 非適応者は、脳に浸食されて自我や知能を失い、攻撃本能のみを持つ怪物と化します。
• ウロボロス・ウイルスは、始祖ウィルスの源泉である植物から生成されたため、その特性は非常に強力であり、ウェスカーの野望を支えました。

関連クリーチャー

ウロボロスウイルスに感染したクリーチャーも登場します。以下にいくつか紹介します。

1. ウロボロス: ウイルスを投与され、拒絶反応により暴走・変異したキジュジュ自治区の住民。感染者は優れた遺伝子を求めて周囲の有機物を無差別に取り込み、人間にも容赦なく襲いかかります。
2. ウロボロス・ムコノ: ウイルスの開発に協力した「製薬会社トライセル」の被検体。遺伝子の適合性が高く、強靭な肉体を持っています。
3. リーパー: 小型節足動物が漏洩したウロボロス・ウイルスによって変異したイレギュラーミュータント。カマドウマが人間サイズに巨大化したような姿で、強固な外殻と高い再生能力を持っています。

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