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【徹底解説レビュー】絶対に一人ではやらないでください 超絶恐怖体験ホラーゲーム『VISAGE』を周回プレイ攻略したけどやっぱり怖かった件(ネタバレあり)

ゲームレビュー

今回は、先日周回プレイの配信を終えたホラーゲーム『VISAGE』についてご紹介します。このゲームは僕史上最恐ホラーゲームです。

『VISAGE』は、惨殺事件が起きた館を探索する一人称視点の心理ホラーゲームです。このゲームの内容と魅力について、物語のあらすじを含めて詳しく見ていきましょう。

『VISAGE』とは

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『VISAGE』は、カナダのインディーゲーム開発チームSadSquare Studioが制作したゲームです。2014年に発売されたホラーゲーム『P.T.』に影響を受けたと開発者が語っており、同じく一人称視点で薄暗い家を探索するという共通点があります。

しかし、『VISAGE』は『P.T.』よりもさらに広い範囲を探索できるほか、複数の章に分かれたストーリーが用意されています。また、このゲームは非常にリアルなグラフィックスとサウンドを採用しており、プレイヤーに臨場感と恐怖を与えます。

ゲームの難易度は高く、攻撃手段がないため、敵から逃げるか隠れるかしかありません。さらに、正気度というパラメータがあり、これが低くなると怪奇現象が頻発し、死に至ることもあります。正気度を保つためには、光のある場所にいたり、アイテムを使ったりする必要があります。

このゲームは探索と謎解きに重点が置かれており、徐々に緊張が高まり、深く意味のある体験が出来ます。

『VISAGE』のストーリー

『VISAGE』のストーリーは、4つの章に分かれています。それぞれの章では、過去にこの館で起きた惨劇の一部を追体験し、その真相に迫ります。

各章の主人公は、ドロレス、ラカン、ルーシー、ドウェインという名前で、彼らはこの館で暮らしていたか、あるいは訪れたことがある人物です。彼らはそれぞれに悲惨な運命を辿り、その死が館に呪いを残しました。プレイヤーは、彼らの記憶や幻影に苛まれながら、館の謎を解き明かしていきます。

以下に各章のあらすじを簡単に紹介しますが、ネタバレになるので注意してください

ドロレスの章

※プレイ画面キャプチャーから引用

ドロレスは、ジョージという夫と赤ん坊の子供と一緒に暮らしていた女性です。しかし、ドロレスは精神病と認知症を患っており、次第に現実と幻想の区別がつかなくなっていきました

ジョージはドロレスの看病と育児に疲れ果てており、彼女の症状が悪化する様子をカセットテープに記録していました。最終的にドロレスは、7本の包丁をジョージの胸に刺し、殺害しました。

その後、自分も首を吊って自殺しました。この章では、ドロレスの病的な心理状態や、彼女が見た幻覚を体験します。また、子宮を思わせるようなステージや、自殺したドロレスの姿を思わせるような描写があります。

ラカンの章

※プレイ画面キャプチャーから引用

ラカンは、視線恐怖症という病気に苦しんでいた男性です。彼は、見えない何かの存在にいつも怯えており、目が潰れている人間たちに遭遇することがありました。

この章では、ラカンが入院していた病院を探索します。病院では、目が潰れた絵画や人形、カオナシ人間と呼ばれる敵に遭遇します。

また、ラカンは他の章の主人公と違って、幽霊のように現れたり消えたりせず、普通の人間のように歩いて追いかけてきます。この章のラストでは、ラカンは何者かに閉じ込められて悲鳴をあげるシーンで終わります。

ルーシーの章

※プレイ画面キャプチャーから引用

ルーシーは、母親と父親と一緒に暮らしていた少女です。しかし、ルーシーには「見えないお友達」の存在があり、彼女はそのお友達と遊んでいました。そのお友達は、ルーシーに悪いことをさせたり、怖がらせたりすることがありました。

ルーシーは、そのお友達に従って、自分の鳥を殺したり、自分の歯を抜いたりしました。そして、最後には自分の部屋に火をつけて、母親を殺しました。

この章では、ルーシーの部屋を中心に探索し、彼女の見た幻影や恐怖を体験します。また、後半には黒い影のような敵が登場し、プレイヤーを襲います。

ドウェインの章

ドウェインは、このゲームの主人公であり、プロローグで自分の家族を殺して自殺した男性です。

彼は、この館に訪れたことがあり、そこで起きた惨劇に関係していました。この章では、ドウェインの過去や動機について明らかになります。

また、この章は他の章と違って、館の外に出ることができます。この章のラストでは、ドウェインが自分の家族を殺すシーンが再現されます。

『VISAGE』のゲームとしての魅力

リアルなグラフィックスとサウンド

『VISAGE』の最大の魅力は、そのリアルなグラフィックスとサウンドです。このゲームは、Unreal Engine 4という最新のゲームエンジンを使って制作されており、館の内装や家具、アイテムなどが細部まで忠実に再現されています。

また、光と影の表現も素晴らしく、暗闇の中でライターや懐中電灯を使って探索するときの臨場感は抜群です。さらに、サウンドも非常にリアルで、館の中で聞こえる足音やドアの開閉音、電話のベル音、時計のカチカチ音などが、プレイヤーの耳に飛び込んできます。

BGMは一切なく、環境音だけで恐怖を演出しています。このゲームは、ヘッドホンでプレイすることを強く推奨しており、その理由がわかります。このゲームのグラフィックスとサウンドは、プレイヤーを館の中に引き込み、現実とゲームの境界を曖昧にします。

複雑な謎解き

『VISAGE』のもう一つの魅力は、その複雑な謎解きです。このゲームは、館の中に散らばるさまざまなアイテムや手がかりを見つけて、館の謎を解き明かしていくゲームです。

しかし、このゲームの謎解きは、決して簡単ではありません。アイテムは光ったりしませんし、ヒントもほとんどありません。また、アイテムの使い方や組み合わせ方も直感的ではなく、試行錯誤が必要です。

さらに、館の中は非常に広く、部屋や階段、廊下などが入り組んでおり、迷子になることもしばしばです。このゲームの謎解きは、プレイヤーの観察力や推理力、記憶力をフルに使わせます。

このゲームは、攻略サイトや動画などを見ずに自力でクリアするのはかなり難しいと思います。しかし、その分、謎を解いたときの達成感や喜びは大きいです。このゲームの謎解きは、プレイヤーの知性を刺激します。

攻撃手段のないステルス要素

『VISAGE』のさらにもう一つの魅力は、その攻撃手段のないステルス要素です。このゲームは、館の中には敵が存在し、プレイヤーを襲ってきます。

しかし、プレイヤーは、敵に対して攻撃することができません。プレイヤーは、敵から逃げるか、隠れるかしかありません。また、敵は、いつどこから現れるかわかりません。

プレイヤーは、常に敵の気配に警戒しながら、館を探索しなければなりません。このゲームのステルス要素は、プレイヤーの緊張感や恐怖感を高めます。

正気度というパラメータ

『VISAGE』の最後に紹介する魅力は、その正気度というパラメータです。このゲームは、プレイヤーの正気度というパラメータがあり、これが低くなると、さまざまな怪奇現象が起こります。

例えば、壁に血が滴ったり、部屋が変形したり、幻聴が聞こえたり、敵が出現したりなどです。正気度は、暗闇にいたり、怪奇現象に遭遇したりすると下がります。

正気度を保つためには、光のある場所にいたり、アイテムを使ったりする必要があります。このゲームの正気度は、プレイヤーの心理状態をゲームに反映させます。

改めてプレイして思った『VISAGE』の怖さ

以前にもブログ記事を書いた通り、このゲームは過去一度初見プレイをしているため、今回のライブ配信は周回プレイでした。朧げながら全体的なストーリーや謎解きのポイントは覚えているつもりでしたが、それでもなかなか難しかったです。

また、前回プレイした時と比較して、以前は気づかなかった場所で恐怖を感じたり、以前ビビった所を注意していたら何も起こらなかったり。

偶発的な恐怖演出に、周回プレイと言えどもまんまと翻弄されてしまいました(笑)逆に、そこがこのゲームの魅力であり、奥深い所なのかなとも思っています。

まとめ

いかがでしたか?個人的には何度プレイしても楽しめるゲームだと思っていますが、なにぶん怖すぎるのでしばらくはプレイしないと思います(笑)

ただ、物語構成の緻密さ、謎解きのユニークさ、恐怖の演出の仕方という点では、本当に素晴らしいゲームだと思いますので、是非たくさんの人にプレイして欲しいなと思います。

ただし、一人でプレイする際には背後に注意してくださいね・・・

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