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【レビュー】バイオハザードリベレーションズを攻略して見えてきた新たな魅力

【レビュー】バイオハザードリベレーションズを攻略して見えてきた新たな魅力 ゲームレビュー
【レビュー】バイオハザードリベレーションズを攻略して見えてきた新たな魅力

今回は、バイオハザードリベレーションズを初見プレイした感想を踏まえて、作品の内容やバイオの世界観について解説していきたいと思います。

当初はそれほど期待感も無かったのですが、終わってみると物語の続きが気になって、『やらない』と公言していたバイオハザード5も気になってきましたw

是非プレイしていただきたい作品となりますので、最後までご覧ください。

本記事はネタバレ要素を含みますので、未プレイの方はご注意ください。

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バイオハザードリベレーションズの物語

まずは、バイオハザードリベレーションズの世界観について解説してみます。

シリーズ作品としては色々重要なタイミングのお話

オブライエンから指示を受けるパーカーとジル
※プレイ画面キャプチャーより引用

物語の始まりは、ジルとパーカーがオブライエンというBSAAのボスから何やら依頼を受けるところから始まります。しかし、発端としてはもっと前から事件は起きていました。

時間軸では、バイオハザードCode:Veronicaの話が終わった後くらい、2000年に突入したあたりです。その時起こっていた事をまとめると以下の通りです。

同時期に、アンブレラは崩壊し始めますが、アンブレラの主要顧客であったアメリカ合衆国が、その関係性を公から隠すために、初のバイオテロ対策組織『FBC』を設立することから始まります。そして、この初代長官を務めたのが、何を隠そう『モルガン・ランズディール』です。

こうしてみてみると、ラクーンシティ事件までの諸々が一段落した後に、後続作品に続く新たな展開を引き起こす転換点であったことと、これまでのアンブレラ主導の事件ではなく、様々な組織がそれぞれの思惑を持って事件が発展していくというタイミングだったことが分かります。

本作のきっかけとなった事件が『テラグリジアパニック』

テラグリジアパニックと聞いて思い浮かぶのが、僕は最初は『バイオハザードリベレーションズ2』でした。海上都市であるテラグリジアがB.O.W.によって大混乱を引き起こし、その制圧のために街ごと吹き飛ばされたというお話です。

テラグリジアパニック
※プレイ画面キャプチャーより引用

そのテラグリジアパニックから生き残ったナタリア・コルダをメインキャラクターに据えた作品として印象深かったのがバイオハザードリベレーションズ2でしたが、実はテラグリジアパニックこそ、本作の全ての始まりと言ってもいい事件だったのです。このテラグリジアパニックを引き起こした張本人が、モルガン・ランズディールでした。

  • テラグリジアパニックによるモルガンの目的は、自身のFBC内における地位向上だった
  • テラグリジアに反発していたテロ組織『ヴェルトロ』へモルガンがt-abyssウイルスを渡した
  • ヴェルトロによってバイオハザードが引き起こされた
  • オブライエンは反対したが、モルガンはテラグリジアごと『レギア・ソリス』という太陽光集積システムで焼き払った

モルガンが仕掛けたのはこれだけではなく、駒として使ったヴェルトロのメンバーやt-abyss開発に関わった研究員を3つの豪華客船『クイーン・ゼノビア』『クイーン・セミラミス』『クリーン・ディード』に口封じとして閉じ込めて、さらにt-abyssウイルスをばら撒いたのです。

演説するモルガン・ランズディール
※プレイ画面キャプチャーより引用

いや、ほんとクズ野郎ですね。

しかも、テラグリジアパニックよりも前の段階で、3つの豪華客船には、秘密裏にウイルス研究施設が建設されており、それもモルガンの主導によるものだったのです。

この一連のモルガンの悪事を知ったオブライエンが、BSAAのメンバーをクイーン・ゼノビアとクイーン・セミラミスに誘導するところから、バイオハザードリベレーションズの物語が始まります。

二人の内通者

この物語で重要な役割を果たすのが二人のキャラクターです。

この点は未プレイの方にも是非驚きを味わっていただきたいので敢えて明言はしませんが、僕はこの内通者の存在が衝撃的だったので続きが気になって、『やらない』と言っていたバイオハザード5をプレイしてみたくなりました。

喫茶店内の画像
※プレイ画面キャプチャーより引用

誰が見方で誰が敵なのか、という腹の探り合いとお互いの信頼関係という点も非常に色濃く描かれており、この作品の特徴ではないかなと思います。

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バイオハザードリベレーションズのゲーム概要

ここからは、ゲームとしての解説をしていきます。

特徴的なシステム

基本的にはバイオシリーズをプレイしたことがある人なら問題なくプレイできる内容だと思います。そのうえで、僕が特徴的に感じた点は以下の通りです。

  • 武器は最大3つしか所持できない(保管ボックスあり)
  • 武器のパワーアップパーツはカスタマイズが出来る
  • 敵をスキャンすると回復薬が生成できる

武器が3つしか所持できないという点は攻略をしていくうえでバイオハザードらしい、プレイヤーの選択によって攻略難易度が変化するという要素になっていると思います。また、カスタマイズアイテムについては付け替えが出来るので、自分の好みに合わせてグレードアップが可能です。

また、ゲーム開始当初からスキャン装置を持っており、倒した敵をスキャンすると、データ収集パーセンテージが上がっていき、100%になると回復薬が増えるというシステムが地味に特徴的だと思います。

敵のウイルス情報をスキャン
※プレイ画面キャプチャーより引用

このスキャン装置については、中盤で目に見えない敵の存在などを見つけ出す役割も果たすため、作中においては重要なものになっていると思います。深読みすると、『誰が見方で誰が敵かわからない』という人間関係と『本当の真実を見出す』というスキャン装置の特性がリンクしているのかなと想像しました。

チャプター性になっていて海外ドラマ仕立て

このゲームの特徴的なものとして多くの人が挙げるであろう点としては、物語がチャプター性になっているという点だと思います。ほかの作品と比較しても、まぁまぁ細かくチャプター分けされており話の区切りが分かりやすい構成になっています。

ゲーム中でも時間軸が前後する場面が多いため、情報を整理するためにもこのチャプター分けは非常に良かったと思います。

また、新しいチャプターをプレイする際には、必ず前回までのあらすじがムービーとして流れるので、途切れ途切れでプレイしても話の内容を思い出しやすい作りになっていると思います。

プレイするキャラクターが目まぐるしく入れ替わる

本編では船や雪山、過去のBSAA本部などたくさんの場面が登場し、同じ時間軸で何が起きていたかということが語られるため、場面転換と共にプレイするキャラクターが入れ替わるというのもこの作品の大きな特徴ではないかなと思います。

ヴェルトロのアジトを捜査する二人
※プレイ画面キャプチャーより引用

メインキャラクターであるクリスとジル以外にもサブキャラクターが多く登場し、それぞれの個性がハッキリしているため、プレイしていて毎回新鮮な印象を受けました。

様々な場所で同時進行する物語を表現する上で、この演出は非常に効果的であり、バイオハザードリベレーションズの特徴でもあるかなと感じました。

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バイオハザードリベレーションズをプレイしてみた感想

それでは、実際に僕がバイオハザードリベレーションズをプレイしてみて感じたことをいくつかご紹介します。

物語の内容が絶妙!前後のストーリーをうまく接合している

冒頭でもご紹介しましたが、時系列としてはラクーンシティ事件が終わりCode:Veronicaのあとくらいからの流れがあります。ナンバリングタイトルではないという立ち位置の作品ではあるものの、『何故そうなったのか』『この先どうなるのか』という点を非常にうまく表現した作品だと感じました。

バイオハザードRE:4から1年後の時間軸で展開される物語となりますが、アンブレラが主軸として展開していたバイオハザードRE:3までの流れから、様々な地域で拡散していくバイオハザードと、そこに絡みつく人間関係の転換点として極めて重要な内容が表現されていると思います。

バイオハザードシリーズ未プレイでも、すでにプレイ済みでも楽しめるとてもバランスの取れた作品になっていると思うので非常にオススメの作品です。

シリーズ作品と比較すると謎解き要素は少なめ

船の操作パネルとジル
※プレイ画面キャプチャーより引用

ほかのシリーズ作品と比較すると、所謂謎解きパートは少なかったように感じます。アイテムを回収して組み合わせるとか、書類から暗号を解読するとか、これまでのバイオにあったようなじっくりと攻略してくというよりは、若干アクション要素が強くなったのかなと感じました。

メインステージとなる豪華客船が非常に複雑な作りになっているため、僕の様な方向音痴には謎解きが無くても時間がかかる内容でしたが、逆に言うと、どうやって敵を殲滅しストーリーを進めていくかという点はプレイヤーによって変化すると思います。

時間をかけて安全に進めていってもいいし、火力でごり押しして突破していってもいいし、プレイスタイルによってたくさんの楽しみ方があるのではないかなと思います。

船の中を泳ぐパートが難しかった

今回は海と雪山という2つの大きなステージがメインとなりますが、海で沈没しかけた船の中を泳ぐパートが個人的には難しかったです。

敵を攻撃することが出来ず、窒息する前に息継ぎをしなければならないなど自由が効かない中で、マップが非常に入り組んでいるため迷子になる事が多かったです。

これは僕が方向音痴だからかもしれませんが、個人的には苦戦した部分でした。

ただ、終わってしまえばいい思い出です←

エンディングが素晴らしい

バイオ作品すべてに言えることですが、プレイヤーの感情をエンディングで最高潮に持っていくという演出が本作にも共通して言えることかなと思います。

  • 悪い奴らをきっちりと懲らしめて終る
  • 途中で死んだと思われたパーカー・ルチアーニが生き残ってハッピーエンド
  • まさかの二重スパイ示唆で次の展開が気になる

これまでたくさんのゲームをプレイしてきましたが、『結局アレって何だったの?』という感覚を覚える事がたまにあります。『考察の余地』という言い方をすれば聞こえはいいのですが、僕としては明確にゲーム内で示された方がいいと思うタイプです。

その点、バイオシリーズ全作に言えることは、明確に展開が示されつつそれでもプレイヤーの想像力を刺激するという点が本当に素晴らしい作りになっているなと思います。

バイオハザードリベレーションズについても同じ事が言えると思います。結末がハッキリしていてスッキリする部分と、次の展開が暗示される部分がバランスよく配置されている為、多くのプレイヤーを魅了するのではないかなと思います。

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まとめ

さて、今回はバイオハザードリベレーションズの初見プレイを終えたレビューをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

正直最初は『自分が好きなバイオ』とは少し違った印象を受けていたのですが、終わってみると『ちゃんとバイオ』でした。

是非たくさんの方にプレイしていただき楽しんでもらえたらいいなと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。

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