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ゲームのチュートリアルに関する意識調査結果を発表、「流し読み」が半数を占め、理想は「プレイ中に自然と学べる形式」に

雑記

調査概要

  • 調査日: 2026年6月17日〜2026年6月18日

  • 調査対象: 全国のゲームユーザー

  • 調査方法: オンラインアンケート

  • 回答者数: 300名

チュートリアルの向き合い方と離脱リスク

調査の結果、新しいゲームのチュートリアルに対して「ざっと流し読みをして進める」と回答したユーザーが半数(50.0%)を占め、最も多い結果となりました。一方、「隅々までしっかり読んでから進める」は37.7%、「読まずに即スキップして飛ばす」は12.3%にとどまっています。このことから、多くのユーザーは完全に読み飛ばすのではなく、要点を把握しようと「流し読み」する傾向にあることが伺えます。

チュートリアルの向き合い方

チュートリアルをスキップしたり流し読みする最大の理由としては、「触りながら体で覚える方が早いから」(27.0%)が最も多く、「早くゲーム本編を遊びたいから」(24.7%)が続いています。ユーザーは、実践を通して操作を覚えることを重視しているようです。

スキップ・流し読みの理由

また、チュートリアルが長すぎたために本編開始前にゲームを辞めたりアンインストールしたりした経験があるユーザーは合計35.3%に上ることが判明しました。さらに「辞めたくなるが我慢して進めた」というユーザーも24.7%おり、合計すると60%のユーザーがチュートリアルの長さによって離脱または我慢を経験していることになります。

長すぎて離脱した経験

理想のチュートリアル形式と苦痛な仕様

ユーザーがチュートリアルに最も求めていることは、「基本的な操作が過不足なく分かること」(27.3%)と「とにかく短時間でサクッと終わること」(25.3%)でした。ガチャ石などの豪華な報酬よりも、分かりやすさと手軽さが優先される傾向が見られます。

チュートリアルに求めること

最も頭に入りやすくストレスがないと感じるチュートリアル形式は、「プレイ中に自然と操作を学べる形式」(45.7%)が圧倒的な支持を得ています。次に「自由に動かせる練習用ステージ形式」(28.0%)が続き、ゲームを中断して説明を受ける形式よりも、遊びながら学べる設計が好まれていることが明らかになりました。

ストレスがない形式

逆に、チュートリアル中に最も気持ちが冷める要素としては、「専門用語ばかりで意味が分からない」(25.7%)が最多でした。また、「説明が丁寧すぎるが拘束時間が長い」(37.0%)ことが、「説明が全くなく手探りで進める状態」(21.0%)よりも苦痛だと感じるユーザーが多いことも分かりました。これは、説明の不足よりも、時間的拘束の長さが敬遠される傾向を示唆しています。

萎える要素

苦痛な仕様

外部情報への依存と復帰時の行動

ゲーム内の説明を飛ばす一方で、YouTubeや攻略サイトで遊び方を調べることが「どうしても分からない時などたまにある」(48.0%)、「よくあり公式の説明より頼りにする」(16.3%)と回答したユーザーは合計で64.3%に達しました。多くのユーザーが、外部の情報を積極的に活用していることが分かります。

外部サイトでの情報収集

久々にゲームに復帰して操作を忘れてしまった際、46.0%のユーザーが「適当にプレイして感覚を取り戻す」と回答しました。チュートリアルを飛ばして操作が分からなかった経験についても、「たまにあるが適当に触れば分かる」が46.0%で最多となっています。これは、ユーザーが自力で解決しようとする傾向が強いことを示しています。

久々の復帰時

飛ばして操作が分からなかった経験

マルチプレイにおけるルール理解とプレイヤーの寛容性

協力や対戦などのマルチプレイで、味方がルールを理解していない時の感情については、「初心者なら仕方がないと許容する」(33.3%)が最も多く、「楽しく遊べれば特に気にならない」(24.0%)が続きました。マルチプレイを遊ぶ層においては、比較的寛容な受け止め方が大半を占めているようです。一方で、「進行の妨げになるためイライラする」と回答したユーザーは15.3%でした。

味方がルールを理解していない時

自分がルールを理解しないままマルチプレイに参加して迷惑をかけた経験については、「そもそもマルチプレイ自体を遊ばない」(43.4%)が最多でした。マルチプレイを遊ぶ層では「事前にルールを学ぶのでそうした経験はない」(39.3%)が多く、「説明を飛ばすなどして迷惑をかけたことがある」は17.3%でした。

自分が迷惑をかけた経験

端末による違いと紙の説明書への郷愁

スマホと据え置きの家庭用ゲーム機とでチュートリアルを読むモチベーションが変わるか尋ねたところ、「どちらも変わらずしっかり読んでいる」(28.7%)が最多でしたが、「スマホの方が雑になり飛ばしがち」(27.3%)という回答も多く見られました。端末によって差が出る層では、スマホゲームのチュートリアルが飛ばされやすい傾向があるようです。

端末別のモチベーション

昔のゲームソフトに入っていた紙の説明書については、「プレイ前に読むのが好きでとても恋しい」(46.3%)が最多となり、「ゲーム内で完結してほしいので恋しくない」(40.3%)と拮抗する結果となりました。ゲーム内の説明は流し読みされる一方で、読み物としての説明書には一定の需要が残っていることがうかがえます。

紙の説明書への郷愁

プレイスタイル

ゲームを始める際のプレイスタイルについては、「まずは感覚でぶつかっていく実践型」(40.0%)が最多でした。次いで「ゲームのジャンルによって遊び分ける」(36.7%)が続き、「事前に仕様をしっかり把握する熟読型」は23.3%にとどまっています。多くのユーザーが、実践を通してゲームを理解しようとしていることが分かります。

プレイスタイル

まとめ

今回の調査結果から、ゲームユーザーはチュートリアルに対して「短時間で分かりやすく、実践を通して学べる形式」を強く求めていることが明らかになりました。長すぎる説明や専門用語の多さはユーザーの離脱に繋がりやすく、ゲーム開発者はチュートリアルの設計において、ユーザーが「触りながら覚えられる」体験を重視する必要があると言えるでしょう。

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