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【ストーリー解説】クロノ・トリガー(オープニング〜未来でのガードマシン撃破まで)

クロノ・トリガー

前回の記事で、クロノ・トリガーのゲームとしての魅力を僕の目線でお伝えしました。今回は、ストーリーチャプターごとにぜひチェックしていただきたいポイントを押さえて、奥深いストーリーを解説し魅力をお伝えできればと思います!

今回の記事の内容は、下記の動画の内容に沿って解説しています。

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オープニング〜旅立ち!夢見る千年祭

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まずはオープニングを終えると、主人公クロノの寝室から物語が始まります。窓辺から朝日が差し込む中、お母さんに起こされて、街で開催されている千年祭に行ってみてはどうかと促されます。

街に出ると幸せな世の中に感謝しながら千年祭を祝う声が多く聞かれて、とても穏やかな雰囲気に包まれています。千年祭が行われているリーネ広場に行ってみると、多くの出し物があったり、徒競走のようなレースを観戦する人が多くみられ非常に賑わっています。

ひとしきり見て回り、広場の奥にあるリーネの鐘のところへ行ってみると、突然一人の少女とぶつかってしまいました。彼女の名前は『マール』です。身につけていたペンダントを少女が落としてしまったので、拾って渡してあげると少女はお祭りを一緒にみようと誘ってきます。

*プレイ画面キャプチャーから引用

広場の奥ではクロノの友人である『ルッカ』が発明品の披露をしていました。なんでも瞬間移動ができる装置を開発したとか。興味本位でクロノが試してみると、見事に瞬間移動は成功しました。それを見ていたマールが同じように装置に近づいたところ、マールが持っていたペンダントと共鳴し、次の瞬間マールは跡形もなく消えてしまいます。

マールが消えた後にはペンダントが落ちており、クロノはペンダントを拾って彼女の後を追います。ルッカもマールが消えた原因を調べて後を追うと言っています。

*プレイ画面キャプチャーから引用
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帰ってきた王妃

クロノがマールの後を追ってたどり着いたのは見たことがない森の中でした。どことなく自分の生まれた街に似ているようですが、どうやら少し昔の自分の街のようです。森を抜けて国王の城に辿り着くと、衛兵にクロノは取り押さえられそうになります。しかし、王女がそこへやってきて、自分が世話になった人だから手厚くもてなすようにと衛兵に指示します。何のことかわかりませんが、とりあえず捕まえられることはなかったクロノですが、王女が呼んでいるというので部屋まで行ってみると、なんと王女の正体はマールでした。マールもこの世界に飛ばされて、王女に似ていたため人違いをされたようでした。

なぜこの時代に飛ばされたのか、マールが間違われた本当の王女はどこにいるのか、元の世界へ戻るにはどうしたらいいのかわからない中、マールは出会ってわずかにもかかわらず、自分を助けにきてくれたクロノにお礼を伝えます。

*プレイ画面キャプチャーから引用

ちょっといい雰囲気が漂っているかと思ったのも束の間、再びマールが消えてしまいます。後を追ってきたルッカと合流し、どうやら瞬間移動の装置とマールのペンダントが共鳴して時空の歪みができ、そこからこの時代へ飛ばされてしまったようだということがわかりました。マールを探すのと同時に、マールが間違われた本当の王女の行方を探すため、クロノとルッカは街の修道院に向かいます。

*プレイ画面キャプチャーから引用
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消えた王女

*プレイ画面キャプチャーから引用

そこで、同じく王女を助けにきたという『カエル』と出会います。彼は王様の命を受けて王女を探しているんだとか。修道院に到着するとそこはバケモノの巣窟となっていました。立ちはだかる敵を倒して修道院のパイプオルガンを演奏すると隠し扉が開きます。クロノとルッカ、そしてカエルはさらに奥へと進んでいきます。

*プレイ画面キャプチャーから引用

隠し扉を抜けて最深部まで辿り着くと『ヤクラ』というモグラのような敵とのボス戦となります。辛くもヤクラを倒したクロノ達が知り得た情報としては、どうやらヤクラが城に潜り込んで大臣になりすまし、王女を誘拐したということがわかりました。部屋の中にあった宝箱からは本物の大臣も見つかり、王女も無事に救出することに成功します。この手柄を買われて、クロノ達は城へ招かれることとなりました。

王様からお礼をされてカエルと別れた後、マールが消えた王女の部屋へ再び訪れたクロノとルッカ。すると不思議なことに光の粒が集まってマールが元に戻ってきました。ほっと胸を撫で下ろしますが、ここで実はマールが自分たちの時代の王様の娘『マールディア王妃』であるということがわかります。

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ただいま!

とりあえずクロノがこの時代に来るときに通った森へ戻ると時空のゲートが開いていました。そのゲートを通って一行は現代に戻ってくることができました。マールに連れられて城へ戻ると真っ先に大臣から誘拐犯扱いをされてクロノは独房に入れられてしまいます。マールが止めるも大臣は強行突破して裁判を行うと聞きません。

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王国裁判

*プレイ画面キャプチャーから引用

王国裁判にかけられたクロノは王女誘拐の罪で有罪となり、処刑されることとなってしまいます。牢屋に入れられたクロノですが、何とか脱出し、大臣が仕向けたドランゴン戦車を見事撃破します。それでも大臣達に追いかけられて森の中へ進んでいくと、昔の時代にあったゲートが同じ場所に現れていました。大臣から逃れるためマールの強い希望でゲートへ飛び込むと、また違う時代へ飛ばされてしまいました

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廃墟を超えて

気がつくと吹雪が吹き荒れる荒廃した街のようで、情報を集めていくうちに驚愕の事実が判明します。なんとクロノ達がたどり着いたのは未来で、『ラヴォス』という凶悪な存在によって地球は壊滅的な状況に追いやられたというのです。その中で、生き残ったわずかな人たちで形成されたコミュニティがクロノ達のたどり着いた未来の実態のようでした。

*プレイ画面キャプチャーから引用

街はほとんどが廃墟となっており、生き残った人々のコミュニティとなっているいくつかのドーム以外はモンスターが蔓延っていました。あるドームで食料が残っているかもしれないという話を聞き、クロノ達はそれを探しに出ます。その最中に、強力なロボット『ガードマシン』に襲われます。何とか撃破すると、現代に戻るためのゲートがさらに別の場所にあることがわかります。

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ここまでの注目ポイント

ここまでで、平和な世界で暮らしていたクロノ達が別の時代に飛ばされてしまうことで、王女を狙う魔物の存在や敵と戦う勇者が中世の時代に存在したことがわかります。また、マールが現代の王様の娘であり城を抜け出してきたということもこのタイミングで判明します。

さらに未来へと飛ばされたクロノ達が聞かされたのは『ラヴォス』という存在に地球は滅ぼされる運命にあるという事実です。ここでクロノ達は地球の運命を帰るため、ラヴォスとの戦いの旅に出ることを決意するのです。

個人的には、ここまでのストーリーで『なぜクロノ達が旅に出ることになったのか』という背景と、それぞれのキャラクターの関連性それぞれの時代で起きていることの因果関係がうっすらと描かれており、プレイヤーを世界に引き込むきっかけになる部分かなと思います。

ここでのポイントとしては、中世で王女を誘拐したヤクラ扮する大臣と、現代でクロノを独房へ送り込む大臣の挙動や言動が何となく似ているということです。感のいい人であれば想像がつくと思いますが、これはストーリー後半まで繋がってくる重要な伏線となります。

今回はここまでです。次回は、荒廃した未来での探索を進めていくところから解説していきたいと思います。

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