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【レビュー】一瞬でどハマりした『トゥームレイダー:ディフィニティブエディション』をプレイしてみた感想(ネタバレあり)

ゲームレビュー

今回は先日初見プレイした『トゥームレイダー:ディフィニティブエディション』の三部作についてレビューしていきたいと思います。今まで全く興味はなかったのですが、ライブ配信中に視聴者の方からおすすめされて今回プレイしてみたらどハマりしてしまいました。

一切知識がない状態でプレイした感想と、三部作それぞれの特徴などを踏まえてレビューしていきたいと思います。一部ネタバレも含むと思いますので、よろしくお願い致します。

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トゥームレイダーの特徴

トゥームレイダーには初見プレイでものめり込んでしまう、多くの人が魅了される特徴がたくさんあると思います。簡単にいくつか解説します。

アクション要素

「トゥームレイダー」シリーズのアクションには、いくつかの魅力的な要素があります。

  • スリリングな戦闘:シリーズはスリリルングでダイナミックな戦闘シーンを提供し、プレイヤーはララ・クロフトとして敵との戦闘に挑みます。銃撃戦や手-to-handの戦闘は迫力満点で、プレイヤーは巧みなアクションスキルを駆使して敵に立ち向かいます
  • 戦術と戦略:戦闘において、プレイヤーは敵の数やタイプに応じて戦術を立てる必要があります。銃器や装備の選択、カバーユーザージャイルの活用など、戦略的な要素が戦闘に深みを加えます
  • アクション演出:シリーズには印象的なアクションセットピースが含まれており、プレイヤーは壮大なアクションシーンを体験します。例えば、高所からのジャンプや落下、建物の崩壊などが挙げられます。これらの瞬間はプレイヤーに臨場感を提供し、ゲームをよりエキサイティングにします。
  • 自由度と創造性:アクションシーンではプレイヤーに多くの自由度が与えられ、プレイヤーは状況に応じて創造的な解決策を見つけ出すことができます。環境の要素を利用した戦術や、ララの能力を最大限に活用することが求められます。
  • スキルの向上:ゲームを進めるにつれて、プレイヤーのスキルが向上し、難易度の高い戦闘にも挑むことができるようになります。これは達成感を生み出し、プレイヤーをゲームに引き込みます。

「トゥームレイダー」シリーズのアクションは、プレイヤーに刺激的な戦闘体験を提供し、戦術的な要素と創造性を組み合わせて、プレイヤーが自分自身を試す機会を提供します。これらの要素が一体となり、ゲームのアクションが魅力的で楽しいものとなっています。

謎解き要素

「トゥームレイダー」シリーズの謎解き要素は、ゲームプレイの魅力的な一部です。以下にその詳細を説明します。

  • 謎解きパズルの多様性:シリーズではさまざまな種類のパズルが登場します。物理パズル、仕掛けの解読、レバーやスイッチの操作、そして時間内に特定の操作を行うタイムリミット型のパズルなどがあります。これにより、プレイヤーは複数の頭脳を駆使して問題を解決します。また、パズルは周囲の環境を活用することが多く、プレイヤーは遺跡や建造物内の隠し通路、隠されたスイッチ、移動式のプラットフォームなど、環境の要素を利用して進む方法を見つけ出す必要があります。
  • ストーリーと結びついた謎解き:謎解きは物語の進行に密接に結びついており、プレイヤーは謎を解くことで物語の鍵を手に入れることがあります。これにより、プレイヤーは物語の一部として謎解きを体験し、より深く物語に没頭します。ゲーム内では難易度が上昇し、より複雑で挑戦的なパズルが登場します。これにより、プレイヤーはゲームの進行に合わせて謎解きスキルを向上させる機会があります。また、謎解きパズル解決は探索の一部として位置付けられており、新しい領域に進むためにパズルを解くことが必要な場面があります。これは遺跡や地下通路の探索をさらに興味深くします。

「トゥームレイダー」シリーズの謎解き要素は、プレイヤーに知恵を試し、環境と対話し、物語の一環として進行する重要な要素です。プレイヤーは独自のアプローチを考え出し、難問を解決するために論理的思考を駆使することで、ゲーム内での成功感を味わうことができます。

特徴的なストーリー構成

「トゥームレイダー」シリーズのストーリーの特徴について解説します。

  • シリーズのストーリーは、ララ・クロフトという冒険家の主人公を中心に展開します。彼女は遺跡の探索や謎解きを通じてさまざまな冒険に挑み、危険な状況に立ち向かいます。彼女のキャラクター成長と旅の目的がストーリーを駆動します。シリーズはキャラクター間の複雑な関係を強調しており、主要な登場人物のバックストーリーやモチベーションが物語に影響を与えます。プレイヤーはキャラクターたちの発展と対立を追いながら物語に没入します。
  • ストーリーはしばしば古代の遺産、神秘的な文化、伝説に焦点を当てます。ララは遺跡や秘密の場所を探索し、古代の謎を解き明かすことで物語が進行します。これにより、プレイヤーは歴史的な興味深さを体験します。ストーリーは危険な場所や過酷な状況に主人公を置き、プレイヤーにアクションとスリリルを提供します。ララが生き残り、遺跡や秘密を発見するために立ち向かう過程が魅力です。物語は美しいエキゾチックな環境を舞台にし、プレイヤーはさまざまな場所を訪れます。ジャングル、氷山、古代都市など、多様な場所での冒険が魅力の一部です。
  • ララ・クロフトは物語の中で自己発見と成長を遂げます。彼女は困難に立ち向かい、過去のトラウマや秘密と向き合いながら、強く成熟していく姿が描かれます。

「トゥームレイダー」シリーズのストーリーは、冒険、キャラクターの発展、歴史、神秘に焦点を当て、プレイヤーに魅力的な物語を提供します。これらの要素が組み合わさり、プレイヤーをゲームの世界に引き込み、ララ・クロフトの冒険に共感させます。

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トゥームレイダーシリーズ初見プレイの感想をぶっちゃけレビュー!

それでは、僕がプレイしてみた感想を三部作それぞれで紹介します。

トゥームレイダー:ディフィニティブエディション(1作目)

まずは第1作目です。考古学者であるララ・クロフトが科学者仲間とある秘密について調べるため航海をしているところ、嵐に見舞われ見知らぬ島で得体の知れないものたちに囚われてしまうところから物語は始まります。

なんとか追っ手を逃れて密林に辿り着いたララは辺りを探索しながら亡骸の弓矢を手に先へ進みます。

何故か行手を阻む敵に邪魔をされながら古代の遺跡の中で謎を解いて物語は進んでいきますが、今作は日本の卑弥呼伝説をもとに作られており、日本人には馴染み深い武者の亡霊や鬼などが登場します。ララたちが研究していた古代の謎には不老不死の秘密が隠されているようで、悪事を企む敵と対峙することになります。

日本風の城や先の見えない洞窟を抜けながら先へ進むと、ララの学者仲間である『サム』が卑弥呼伝説を解き放つための卑弥呼の末裔だということがわかり的にさらわれてしまいます。ララはサムを救出し、敵の悪事を阻止するために戦い続けます。

今作では日本の歴史が題材となっているため、物語に入り込みやすいという点が特徴かなと思います。その上で、操作方法やゲーム進行の難易度もちょうどいいため、本当に楽しめました!全体的にはサバイバルアクションなので、アイテムを集めながらダンジョンをクリアしていくという内容になっており、幅広いゲーマーにおすすめできる作品だと感じました。

ライズ・オブ・ザ・トゥームレイダー

次は2作目の『ライズ・オブ・ザ・トゥームレイダー』です。前作の続きとして物語が始まります。今度はロシアに伝わる伝説をもとに作られた物語になっており、雪山で遭難するところからゲーム開始となります。今回も隠された秘密を狙う『トリニティ』という集団にララは狙われてしまいます。

今作でも不老不死の伝説が軸になっており、隠された秘密を握る『預言者』という存在が出てきますが、物語の中盤で登場する『ジェイコブ』が実は不老不死の預言者であるということが後半で明かされます。伝説の秘密を悪意あるものに渡らぬように秘密を守っているのがジェイコブたち原住民でした。

今作は前作同様わかりやすいゲーム内容になっていることに加えて、クラフトを始めとしたキャラクターのスキル強化や武器の選択などがさらに自由度が増しており、一層オリジナルの楽しみ方ができるように工夫されているように感じました。

また、トリニティのリーダーの姉として登場する『アナ』が元々はララの父であるクロフト卿とともに研究を手伝っており、ララとも顔見知りだったことから、クロフト一族の系譜に関する描写も多くなっています。そのため、単にララの冒険というだけの内容ではなくララの半生についても語られる内容になっているのでプレイヤーにとっては非常に興味深い内容になっているのではないかなと思います。

本編だけでも十分楽しめる内容になっていますが、DLCもかなりのボリュームがあり、その中の『クロフト邸』というコンテンツではララの家族について深く語られる内容になっているので、さらに感情移入できる内容になっていると思います。もしプレイするのであれば、DLCも含めてプレイすることを強くお勧めします

シャドウ・オブ・ザ・トゥームレイダー

三部作の最後となるのは『シャドウ・オブ・ザ・トゥームレイダー』は全2作と異なり、物語は完全なフィクション(創作)であるとゲームの冒頭で注釈が入ります。

ゲーム内容は第2作目を踏襲しており、アイテムを収集することでクラフトしたり、キャラクター自体のスキルを上げてプレイをするなど、プレイヤー自身の遊び方の自由度を優先して制作されたように感じました。物語が創作であるため、基本的には敵対する組織と同じ目的をもとにララが冒険を繰り広げ、謎解きやダンジョンを乗り越えていくという内容は全2作と変化はありませんでした。

中盤で登場する『パイティティ』という村に生活する種族との関わりが多く描かれる内容で、秘境に伝わる伝承の謎を解いていくような内容になっていました。

個人的に残念だったのは、全2作と比較をすると物語としては単独の存在になっており、前作の『ライズ・オブ・ザ・トゥームレイダー』で片鱗を見せたクロフト家の話などがそれほど語られなかった点です。また、ゲームシステムとしても前作と変化はそれほどなかったので、物語の続きがそれほど要素として多くなかった点を鑑みると、シリーズの中では物足りなさが残った作品であるというのが正直な感想でした。

この作品だけを単体でプレイした場合には、内容も盛りだくさんで謎解きも非常に楽しいため楽しめることは間違い無いと思います。

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トゥームレイダーのここが良かった

それでは、三部作をプレイしてみて僕が感じたトゥームレイダーの良かった点を少し紹介してみようと思います。

絶妙なバランスのララのキャラクター設定

まず僕が感じたのはララ・クロフトのキャラクター設定の絶妙さです。美人考古学者として有名なララは男性顔負けの勇敢さと力強さを備えながら、ふとした瞬間に弱さや哀しみを見せる瞬間がありました。

ただ単純に強いだけではないキャラクター設定が素晴らしいなと思いました。それがララ・クロフトという人物像に多くの人が共感できる要素の一つになっているのではないのかなと思いました。

親切な画面のパンニング

プレイしたことがある人はわかると思いますが、ダンジョンを進んだり謎解きをしている際には次にどこに行けばいいかわからなくなる場合があると思います。アクションが苦手な僕として非常に困った部分ですが、しばらくプレイしていると、次に進むべき方向に必ずパンニングすることがわかりました。

これによってダンジョンで進むべき道がわからなくなるということがなく、程よい緊張感と楽しさを保ったままゲームを進めることができました。

また、細かい部分ですが、ゲームの大方の部分で左スティックだけで操作をしていても左右のパンニングが動くので、配信をしながらゲームを操作する上でとても便利だったなと、配信者ならではの嬉しい部分もありました。

自分だけのストーリーを進められる

第二作と第三作で色濃くなりましたが、武器やアイテムのクラフトや強化、ララのスキル強化をどのように進めていくかがプレイヤーごとに選択できるので、自分だけのゲームの進め方ができる点も、このゲームの素晴らしいところかなと思います。

クラフトシステムがあるゲームはありますが、ある程度テンプレがあったりしますが、このゲームの場合はどのような方法でゲームを進めてもそれなりに楽しめる展開になっているので、独自のクラフトやスキルアップを試してみることができるのではないかと思います。

史実に基づいた物語が作り込まれている

第三作を除いては、実際の史実に基づいてストーリーが作られているため、たくさんのダンジョンや謎解きについてもリアリティがありとても興味深い内容になっていました。

登場するステージについても物語全体の雰囲気を守ってデザインされているため、没入感の高いゲームになっていると感じました。

メインキャラクターに恋愛事情が絡まない

これは個人的な観点になりますが、一部のゲームではメインキャラクター同士が恋愛関係になる場合があります。特にララのような美人キャラの場合はその傾向が非常に強いですが、トゥームレイダーではそれが一切なかったのが個人的には非常に好感が持てました。

スリルと緊張感、宝探しというワクワク感や伝説の謎解きなど、世界観を強烈に印象づけるためには、キャラクター同士が恋愛されたらちょっと興醒めしますよね。その点で、この作品はアドベンチャーに完全に振り切っている点がとても良かったなと思いました。

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まとめ

ということで、トゥームレイダーシリーズの初見プレイについて紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。個人的には大好きなゲームの一つになりました。機会があれば周回プレイもライブ配信してみたいなと思います。

ぜひ皆さんもこの機会にプレイしてみてはいかがでしょうか。最後までご覧いただきましてありがとうございました!

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