前回の解説では、魔王軍との戦いに一度敗れたカエルが伝説の剣グランドリオンを手にして再度魔王軍と戦う決意をしたところまでを解説しました。今回はいよいよ魔王軍との直接対決からの解説です。目まぐるしいストーリー展開に目が離せません。ぜひご覧ください。
この解説は下記の動画に沿って解説しています。
戦え!グランドリオン(続き)
グランドリオンを手に入れて再度カエルが加わったクロノ達は、打倒魔王軍を掲げて魔巌窟を目指します。強力なモンスターが多い中、カエルの助太刀もありどんどん先へ進んでいきます。
魔巌窟を抜けて、ようやく決戦の地『魔王城』に辿り着きます。
決戦!魔王城!!
不気味な雰囲気の漂う魔王城では、これまで戦ってきたモンスターよりも強力な敵がたくさんクロノ達に襲い掛かります。中でも、魔王軍の統率的存在の『ソイソー』『マヨネー』そして二人を統率する『ビネガー』は非常に強力な攻撃を仕掛けてきます。辛くも3人を倒し先へと進むクロノ達を待ち受けていたのは魔王軍の最上位に位置する『魔王』です。
魔王がいる部屋にたどり着くと、魔王がラヴォス復活の儀式をしている真っ最中でした。それを止めようとクロノ達が立ち向かうと魔王との戦いとなります。様々な魔法を駆使して襲いかかってくる魔王は並大抵の敵ではありません。全力を尽くして戦い、何とか魔王の儀式を止めることに成功しました。
しかし、魔王が呼び出したラヴォスの力が強大すぎて時空の歪みができており、クロノ達はその歪みの中へ吸い込まれてしまいます。またどこかの時代に飛ばされてしまったようです。
気がつけば原始
目が覚めるとそこは原始時代でした。エイラのいるテントで目が覚めたクロノ達は、エイラ達の村の北にあるラルバ村近くで火災が起きていることを知り駆けつけます。
すると、ラルバの住民とともにエイラのパートナーであるキーノが恐竜人によって攫われたということがわかりました。恐竜人は皆殺しにするつもりらしいということもわかります。ラルバ村の村長の助言で、エイラの手伝いの元で空を飛ぶことができる生物の『プラテン』に乗って恐竜人のアジトである『ティラン城』へと乗り込むことになります。
大地のおきて
ティラン城へたどり着いたクロノ達ですが、ティラン城は強力な恐竜人がいることに加え、たくさんの仕掛けがしてありクロノ達の侵入を拒みます。最深部まで到達すると、『アザーラ』が待ち構えていました。
アザーラが仕向けた『ブラックティラノ』とアザーラ自身と戦うこととなります。戦闘に勝利しアザーラを倒すと、空から何やら大きな火の玉が降ってくるではありませんか。実はそれがラヴォスでした。ラヴォスは原始時代の言葉で『大きな火の玉』を意味するとエイラが教えてくれます。
プラテンに乗って逃げようとした時にアザーラにも一緒に逃げるようエイラが声をかけますが、アザーラはそれを拒み城に残ります。
ラヴォスの衝突によって大地にはとても巨大なクレーターができており、その中にゲートができていることを発見します。とりあえずクロノ達はゲートを通って原始時代から避難することにしました。
魔法の王国ジール
クレーターのゲートから繋がっていたのは、古代の魔法の王国『ジール』でした。ジールはラヴォスの衝突によって壊滅的なダメージを受けた地球上で、魔法が使える人種とそうでない人種に分かれている様子でした。
魔法が使える人種はジールという街を作り平和に暮らしているようですが、街の人から情報を集めていくと、魔法の力に魅せられた女王ジールが、『予言者』という人物に唆されてラヴォスを再び復活させようとしているということがわかります。
ジールの宮殿ではラヴォスを呼び出すための装置である『魔神器』の開発が進められており、そのためにはジールの娘である『サラ』の魔力が必要とのことでした。サラには弟『ジャキ』がおり、二人は母親の魔神器の開発にはあまり賛成の意見ではないようで、サラは自分の魔力が利用されていることに反発していました。
秘密の扉の奥で行われていた魔神器の開発ですが、マールの持っていたペンダントが秘密の扉に反応しました。すると、扉が開き魔神器の部屋へ入ることができました。クロノ達は魔神器の開発を止めようとしますが、ジールの片腕である将軍の『ダルトン』に阻まれ、ダルトンの呼び出した魔物の『ゴーレム』と戦闘となります。
ゴーレムを倒したクロノ達ですが、予言者がこの時代へワープしてきたクロノ達の能力に目をつけて、サラの命を人質としてゲートへ案内するようにいいます。
ゲートへたどり着いたクロノ達は、そのゲートを通って原始の時代へ飛ばされてしまいます。予言者はクロノ達がゲートを通った後、サラの力でゲートを封鎖しクロノ達を古代の時代から実質追放します。
しかし、魔神器の部屋にあったゲートに描かれた紋章に見覚えがあることを思い出します。未来の時代でドームの中で見た記憶がありました。とりあえず確かめるために、古代の不思議山のゲートから時の最果てを経由して未来へと移動することとなります。
このチャプターでのポイント
今回の解説では、『魔王軍との戦い』『恐竜人との戦い』『ジールでのラヴォス復活儀式』と大きく分けて3つのポイントがあります。それぞれにいくつか布石として残る部分があり、今後のストーリーにも関わってきます。
- 魔王のラヴォス召喚は止められたが、魔王自体を倒すことができていない
- 中世で倒した魔王軍は現代ではどうなっているのか
- 恐竜人のアジトは壊滅できたが、アザーラがあのあとどうなったのかわからない
- 女王ジールがなぜラヴォスの強大な力を欲したのか
- 女王ジールに近づいてきた予言者は一体何者なのか
- サラの弟ジャキから、『クロノ達の誰かがもうすぐ死ぬ』と告げられる
- 魔神器は倒せていないのでこの後ラヴォス復活の儀式はどうなるのか
様々な伏線を残すのが今回解説をしたパートになります。古代の時代で新たに登場したジールという存在。その影に暗躍する予言者。ゴーレムを差し向けてきたダルトン。不思議な紋章が描かれた秘密の扉。次回の解説からも目が離せませんね!
今回はここまでです。次回もよろしくお願いいたします。
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