【重要】当サイトのコンテンツ利用について

「現実では節約、ゲームでは即決?」ゲーム内金銭感覚の実態が明らかに

雑記
スポンサーリンク

調査概要

  • 調査名称:「現実では節約、ゲームでは即決?」“ゲーム内金銭感覚”調査

  • 発信主体:Song合同会社

  • 調査対象:20〜40代全国男女

  • 有効回答数:300人

  • 調査方法:インターネット調査

  • 調査期間:2026年8月1日〜8月7日

スポンサーリンク

現実よりゲームの「1,000円」のほうが軽い?

この調査でまず明らかになったのは、「ゲームにいくら使うか」以上に、同じ金額でも現実とゲームでは心理的な重さが異なるという実態です。回答者300人のうち、ゲーム内アイテムやガチャ、シーズンパスなどに課金した経験がある人は68.7%に上りました。

課金経験者の月間ゲーム課金額は、平均6,840円、中央値4,000円です。平均値が中央値を上回っていることから、一部の課金額が大きいユーザーによって平均が押し上げられていることがうかがえます。

「迷わず払える金額」はゲームのほうが高い

課金経験者に「1回のゲーム課金で迷わず支払える金額」を尋ねたところ、平均は1,740円、中央値は1,000円でした。一方、日用品・飲食・ネット通販など現実の買い物について「購入するか迷い始める金額」を聞くと、平均は1,180円、中央値は800円という結果になりました。

中央値で比較すると、ゲーム内では1,000円、現実では800円となり、ゲーム内のほうが心理的な支払いハードルが高い傾向が見られます。さらに、ゲーム課金経験者の61.8%が「ゲーム内では現実よりお金を使いやすいと感じる」と回答しています。

ゲームと現実の心理的抵抗比較グラフ

特に1,000円〜3,000円のゾーンで差が目立っています。例えば、3,000円の商品への心理的抵抗は、現実では57.0%であるのに対し、ゲーム内アイテムでは43.5%と低くなっています。また、「コンビニで使う500円」と「ゲーム内アイテムに使う500円」のどちらを高く感じるかという問いには、コンビニの500円のほうが高く感じる人が41.3%と、ゲーム内アイテムの500円のほうが高く感じる人(24.6%)を上回りました。

課金時は軽くても、明細を見ると重くなる

ゲーム課金経験者の46.4%が、クレジットカードやスマートフォン決済などの利用明細を後から確認し、「思っていたよりゲームに使っていた」と驚いた経験があると回答しました。ゲーム内では1回ごとの支出を小さく感じても、月単位で合算した瞬間に「現実のお金」として再認識されるケースがあると考えられます。

年代別では、「ゲーム内では現実よりお金を使いやすい」と回答した割合は20代が67.9%、30代が63.1%、40代が53.8%でした。

スポンサーリンク

なぜゲームでは財布のひもが緩むのか?

では、なぜゲーム内では現実より支払いのハードルが下がるのでしょうか。課金経験者に「課金しやすいタイミング」を複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは限定キャラクター・限定アイテムが登場したときでした。

課金しやすいタイミングランキング

上位には「限定」「終了直前」といった、購入できる時間が限られている場面が並んでいます。実際、「期間限定」という表示が課金判断に影響すると回答した人は69.1%に達しました。

4人に1人が「1分以内」に課金を決断

課金を決めるまでの時間について尋ねたところ、1分以内が24.2%、1〜5分が28.4%となりました。合わせると52.6%が、1,000円以上の課金を5分以内に決めた経験があると回答しています。一方、同程度の金額の商品をネット通販などで購入する際には、価格比較やレビュー確認をするという回答も多く、ゲーム内では通常の買い物より「比較検討」のプロセスが短くなる傾向が見られました。

ゲーム内通貨になると「3,000円」が見えなくなる?

ゲーム内通貨について、課金経験者の57.5%が「日本円で直接表示されるより金額感覚が薄れる」と回答しました。例えば「3,000円」と表示されれば現実の買い物と比較できますが、「3,200ジェム」と表示されると、瞬間的に日本円換算しにくくなるケースがあるようです。決済方法でも差があり、「現金より支出感覚が弱くなる」と感じる割合は、スマートフォン決済で55.2%、登録済みクレジットカードで51.7%でした。

課金履歴を毎月確認している人は37.2%

自分の課金履歴を月1回以上確認している人は37.2%にとどまっています。課金後に「使いすぎた」と後悔した経験がある人は48.8%でした。後悔した主な理由では、狙っていたキャラクター・アイテムが入手できなかった:42.1%、月合計を見ると想定以上だった:38.6%、購入後にほとんど使わなかった:27.9%となりました。

ソロ・ゲーム課金モデルの場合、月間ゲーム関連支出は8,600円前後です。単月では手取り月収290,000円前後の約3.0%ですが、年間では103,200円となります。ファミリー・ゲーム趣味モデルでは、家族全体で月12,500円前後、年間では150,000円です。

ゲームは旅行、映画、スポーツ、ライブなどと同様、趣味の一つです。重要なのは、月額では小さく見える支出を年間でも把握した上で、自分がその金額に納得できるかという点でしょう。

スポンサーリンク

「課金をやめる」より「見える化」?ゲーム趣味と上手に付き合う方法

ゲーム課金の支出管理というと、「課金をやめる」「無課金にする」という方法が思い浮かびがちです。しかし今回の調査では、より現実的な選択肢として、課金をゼロにするのではなく、趣味費として見える化する考え方が支持されました。

ゲーム支出の管理方法と効果

ゲーム課金経験者に実践している支出管理方法を複数回答で尋ねた結果、最も実践率が高かったのは「月間上限額を決める」の45.9%でした。特徴的なのは、上位の対策が「ゲームをやめる」方法ではなく、金額を認識しやすくする方法であることです。

「10分待つ」だけでも衝動的な課金を減らせる?

ゲームではイベント終了直前や限定商品の登場など、短時間で購入判断を求められる場面があります。そのため、購入前に10分以上待つルールを実践している人も24.6%いました。支出管理対策を3か月以上継続した人のうち、ゲーム関連支出が減った人は62.7%で、減少した人の月間削減額は平均2,740円、中央値2,000円でした。中央値の2,000円でも、年間換算では24,000円に相当します。

支出管理をしても「ゲームの楽しさ」は下がらない?

「ゲーム支出を管理するようになってから、ゲームの満足度は下がったか」と尋ねたところ、下がった:14.8%、ほぼ変わらない:67.9%、むしろ上がった:17.3%となりました。つまり、85.2%は「満足度が下がっていない」と回答しています。「使いすぎたかもしれない」という不安を減らすことで、かえってゲームを楽しみやすくなる人もいるようです。

74.3%が「課金ゼロ」より「予算内で楽しむ」を支持

最後に、「ゲーム課金との付き合い方として、どちらの考えに近いか」と尋ねたところ、「課金ゼロを目指す」が25.7%に対し、「予算内で楽しむ」が74.3%と、約4人に3人が予算内で楽しむ考え方を支持しています。年代別では「予算内で楽しむ」を支持した割合が、20代77.6%、30代76.1%、40代69.2%でした。

ゲームが日常的な娯楽として定着する中、「課金する・しない」の二択ではなく、食費や旅行費、交際費などと同様に、ゲームも一つの趣味費として管理するという考え方が現実的な選択肢になっているといえそうです。

スポンサーリンク

まとめ

今回の調査では、ゲーム課金経験者の61.8%が「ゲーム内では現実よりお金を使いやすい」と感じていることが分かりました。さらに、52.6%が1,000円以上の課金を5分以内に決めた経験を持ち、57.5%が「ゲーム内通貨に交換すると金額感覚が薄れる」と回答しています。

現実ではスーパーの商品が数十円値上がりしただけでも価格を比較する一方、ゲームでは1,000円、3,000円という金額を短時間で支払う。一見矛盾しているように見えますが、そこには「趣味だから」という理由だけでなく、限定性、ゲーム内通貨、決済の簡便さなど、お金の心理的な重さを変える環境が存在していると考えられます。

ただし、この結果は「ゲーム課金=浪費」を意味するものではありません。ソロ・ゲーム課金モデルでは月8,600円、年間103,200円、ファミリー・ゲーム趣味モデルでは月12,500円、年間150,000円。その金額に見合う楽しさや満足感を得られているのであれば、ゲームは旅行や映画、スポーツなどと同じ「趣味への支出」と捉えることもできます。

実際、回答者の74.3%は「課金ゼロ」ではなく「予算内で楽しむ」ことを支持しました。ゲーム内では軽く感じた500円や1,000円も、積み重なれば年間ではまとまった金額になります。だからこそ重要なのは、「課金するか、しないか」だけではなく、ゲーム内のお金を一度“現実の日本円”に戻して考えることなのかもしれません。

月間上限額を決める、ゲーム内通貨を日本円換算する、購入前に10分待つ、月に一度課金履歴を確認する。ゲームを我慢するのではなく、自分が納得できる金額を把握した上で楽しむことが、デジタル時代の趣味と家計を両立する一つの方法といえそうです。

ユーザーコメント

  • K.S., 27歳・会社員:「スーパーでは卵が30円高いだけでも別の商品を見るのに、ゲームで欲しいスキンが1,200円だと普通に買っています。後から考えると自分でも不思議です。」

  • R.Y., 25歳・販売職:「限定キャラはその期間を逃したら手に入らないかもしれないので、普段なら迷う3,000円でも課金してしまいます。」

  • Y.O., 29歳・ITエンジニア:「以前は月末にカード明細を見て驚いていました。今は最初に月6,000円までと決めているので、逆に気兼ねなく課金できます。」

関連リンク

コメント

×
タイトルとURLをコピーしました