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【徹底考察】少年たちが胸を熱くした超名作『クロノトリガー』を解説してみた【まとめ・攻略ガイド付】

クロノ・トリガー

四半世紀以上前のゲームと思えない!クロノトリガーの概要をおさらい

きっと読者の皆さんの中には、実際にクロノトリガーをプレイしたことがない人も居ると思います。簡単に概要を解説します。

クロノトリガーは、1995年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)からリリースされたスーパーファミコン用のロールプレイングゲーム(RPG)です。このゲームは、その独自のストーリー、美しいグラフィック、壮大な音楽、そして革新的なゲームプレイで称賛されています。

ストーリーの概要

クロノトリガーは、主人公クロノと彼の仲間たちが、過去、現在、未来を旅して世界を救う冒険を描いています。彼らはタイムゲートを通って異なる時代を探索し、謎を解き、世界を破滅から救うために戦います。

ゲームプレイ

  • アクティブタイムバトル(ATB): 戦闘はATB方式で進行します。キャラクターはリアルタイムで行動し、敵との戦闘でスキルや魔法を使用します。
  • 多様なエンディング: クロノトリガーは複数のエンディングを持ち、プレイヤーの選択によって物語が変化します。
  • 仲間たちとの絆: クロノは仲間たちと協力して冒険を進めます。彼らの個性的なキャラクターと絆が物語を豊かにします。

なぜクロノトリガーは特別なのか?

  1. 音楽: 作曲家の光田康典による美しい音楽は、ゲームの雰囲気を一層引き立てています。
  2. タイムトラベルの要素: 時間旅行のアイデアは、プレイヤーに驚きと興奮をもたらします。
  3. キャラクターデザイン: アクアプラネットのアートスタイルは、クロノトリガーを他のRPGとは一線を画すものにしています。

全世界が熱中したクロノトリガーの物語

クロノトリガーは普通の少年だった『クロノ』が町の広場でお祭りに訪れます。その広場で発明品のお披露目をしていた友人の『ルッカ』が開発した転送装置によって時空を超えてどこかへ転送されてしまいます。

本来なら数メートルの距離を移動するだけのはずだった転送装置が誤作動を起こしてしまったのには原因がありました。それは、同じく広場を訪れていた『マール』が持っていたペンダントでした。

マールは、国の王女で代々伝わるペンダントを身に着けていましたが、どうやらそのペンダントには不思議な力が隠されているようで、ペンダントの力によって転送装置が時空の壁を超えてしまったことが原因でした。

時空を超えてさまよっていたクロノたちは、『ラヴォス』という闇の存在を知ります。ラヴォスは、クロノたちの住む現代よりももっと先の未来で、地球を滅亡に追い込む恐怖の存在でした。

このラヴォスによる地球滅亡と中世を中心とした各時代に蔓延る魔物やモンスターから地球を救うために、クロノたちは『時の旅人』となって冒険の旅に出るのでした。

クロノトリガーのすごいところまとめ

クロノトリガーの音楽とグラフィック

クロノトリガーの音楽とグラフィックはゲームファンにとって欠かせない要素です。キャラクターデザインは、漫画家の鳥山明が手掛けており、その独特のタッチが作品に深い世界観を与えています。特に主要キャラクターの設定や背景は鮮やかで魅力的です。

また、クロノトリガーのサウンドトラックは伝説的な名作として知られており、物語の舞台設定やキャラクターの表現に大きく貢献しています。ゲーム中のBGMはプレイヤーを臨場感溢れる世界に引き込みます。

SFC時代のグラフィックは当時の技術を最大限に活かした傑作であり、リマスター版ではそのクオリティが更に向上しています。プレイヤーは原点となるSFC版とリマスター版の進化を比較しながら、クロノトリガーの美しい音楽とグラフィックに酔いしれることでしょう。

クロノトリガーのファンによる評価

クロノトリガーは1995年に発売されたSFC用RPGであり、ゲーム史においても随一の名作として評価されています。2011年にはSteam版がリリースされ、新たなファン層にも受け入れられました。

プレイ感想では、ストーリーの展開やキャラクターたちの成長物語に感動した声が多く見られます。クロノシリーズファンによる動画再生回数の多いシーンとしては、ラヴォスとの最終決戦や時空を超えた壮大な冒険が挙げられます。歴代RPG名作ランキングでも常に上位に位置し、多くのファンからの支持を得ています。

クロノトリガーが生んだ影響と遺産

クロノトリガーは、ゲーム史において革新的な作品として多くのファンに支持されています。

その独自の時間旅行をテーマにしたストーリー展開や選択肢による分岐要素は、多くの後続作品に影響を与えました。クロノトリガーが生んだ影響は時空を超えた物語の描写にあり、受容され続けています。

後続作品でもクロノトリガーの名残が見られ、ファンには懐かしい要素が多く再現されています。また、クロノトリガーはRPGジャンルにおいて新たな可能性を提示し、未来のゲーム開発に対する期待を高めています。

クロノトリガーの販売台数と受賞歴

クロノトリガーは1995年の発売以来、世界中で高い評価を受け続けています。初期のセールスは当時のRPGとしては驚異的な数字を記録し、これが続編やリメイク展開にもつながりました。

さらに、数々の受賞歴やイベントでの高評価を獲得しており、その理由は精緻なストーリーとゲームシステム、魅力的なキャラクター、そして革新的な要素が絶妙に組み合わさったことにあります。

ゲーム業界の中でもロングセールスを続け、これからも多くのファンに愛され続ける理由として、その時代を超えた魅力が挙げられます。

感情移入必死!クロノトリガーのメインキャラクター

クロノ(主人公)

  • 出身時代: 現代
  • 出身地: トルース町
  • 属性: 天属性
  • クロノは、平凡な少年と思われながら、強い意志と勇気を持つ主人公です。彼は「天」の素質と刀の才能を持ち、仲間たちを導く役割を果たします。

ルッカ

  • 出身時代: 現代
  • 出身地: トルース町
  • 属性: 火属性
  • ルッカは発明少女で、科学と共に育った発明家です。彼女は「ゲートホルダー」を作り、時空の冒険にクロノと共に挑みます。

マール

  • 出身時代: 現代
  • 出身地: ガルディア城
  • 属性: 水属性
  • 好奇心旺盛なガルディア王国の王女で、クロノと出会い、彼と共に冒険を始めます。

ロボ

  • 出身時代: 未来
  • 出身地: ジェノサイドーム
  • ロボは友好的な人型ロボットで、未来からやってきました。彼は星を救うためにクロノたちと共に旅します。

カエル

  • 出身時代: 中世
  • 出身地: 不明
  • 属性: 水属性
  • カエルは異形の剣士で、ガルディア王国に仕える人間だったが、魔王との戦いで姿を変えられました。

エイラ

  • 出身時代: 原始
  • 出身地: イオカ村
  • 属性: 属性なし
  • 強く美しい女性戦士で、クロノたちを守るために戦います。

魔王

  • 出身時代: 中世?
  • 出身地: 不明
  • 属性: 冥属性
  • 魔族の王で、世界征服を目論む存在。物語の鍵を握る人物です。

物語の肝である要素を考察!タイムトラベルとタイムパラドックス

『クロノトリガー』の物語で重要な要素となっているのが『タイムトラベル』と『タイムパラドックス』です。

タイムパラドックスとは?

  • タイムパラドックスは、ゲーム中でも序盤に解説された『中世リーネ王妃の誘拐事件~マール消失』の一連の流れで説明されています。
  • 現代ガルディア国の王女であるマールが歴史に介入してしまったことで、先祖であるリーネ王妃に命の危機が迫ります。リーネ王妃が過去で殺されてしまえば、子孫のマールが生まれなくなり、マールの存在も消えてしまう影響が生じます。これがタイムパラドックスです。

パラレルワールドとの関係性

  • パラレルワールドはタイムパラドックスによって生じる矛盾を解消するために生まれた理論です。
  • 作中ではクロノの目の前でマールの存在が消えてしまいますが、もしも世界が1本軸しかなかった場合、中世で消滅したマールのことを現代のクロノが覚えているのはおかしくないでしょうか?
  • パラレルワールド理論により、世界が二つに分岐していると考えられます。主人公クロノは世界Aで消えたマールを追って、分岐した世界Bへやってきたため、歴史が改変されてもマールのことを覚えていたということです。

パラレル要素カットの理由

  • クロノトリガーは小学校高学年を対象に分かりやすいストーリーにまとめられた作品です。
  • パラレル要素を加えると物語が難解になるため、作中ではパラレルワールドに触れない方針が取られました。
  • このシンプルな設定により、クロノトリガーは非常に万人受けする名作となりました。

パラレルは存在する

  • 作中で触れられていないだけで、クロノトリガーもしっかりとパラレルしていると思います。
  • クロノ達の歴史介入はピンポイントな改変が起こせており、ゲートホルダーやシルバードが都合のいい改変を起こせた世界(パラレルワールド)の時空座標を見つけてくれている可能性があります。

時を超える旅へ!時代別の出来事

  1. 原始時代 (B.C. 6500万年)
    • 地球が誕生し、恐竜人と人間が種族の生き残りをかけて争っていました。
    • 赤い光「ラヴォス」が地球に影響を及ぼし、氷河期を引き起こします。
  2. 古代 (B.C. 12000年)
    • 魔法を使える人間が登場し、魔法と科学が発展します。
    • 女王ジールとラヴォスエネルギーによる栄華の時代。
  3. 中世 (A.D. 600年)
    • 魔族と人間の争いが再燃。
    • ジャキ王子が魔王としてラヴォスに立ち向かいます。
  4. 現代 (A.D. 1000年)
    • クロノ、マール、ルッカがタイムスリップし、冒険が始まります。
    • ラヴォスの出現と未来の滅亡を知る。
  5. 未来 (A.D. 2300年)
    • ラヴォスによる地球の壊滅。
    • 人類は機械技術を発展させ、シェルターに避難します。

クロノトリガーの全ての元凶 ラヴォスの変遷

クロノトリガーで忘れてはならないのが『ラヴォス』の存在です。時系列順にラヴォスの変遷を記載します。

  • 原始時代 (B.C. 6500万年):
    • 地球が誕生し、恐竜人と人間が種族の生き残りをかけて争っていました。
    • 赤い光「ラヴォス」が地球に影響を及ぼし、氷河期を引き起こします。
  • 古代 (B.C. 12000年):
    • 魔法を使える人間が登場し、魔法と科学が発展します。
    • 女王ジールとラヴォスエネルギーによる栄華の時代。
  • 中世 (A.D. 600年):
    • 魔族と人間の争いが再燃。
    • ジャキ王子が魔王としてラヴォスに立ち向かいます。
  • 現代 (A.D. 1000年):
    • クロノ、マール、ルッカがタイムスリップし、冒険が始まります。
    • ラヴォスの出現と未来の滅亡を知る。
  • 未来 (A.D. 2300年):
    • ラヴォスによる地球の壊滅。
    • 人類は機械技術を発展させ、シェルターに避難します。

クロノトリガーが我々を魅了し続ける理由

壮大なストーリーと物語の結末

ゲームは現代、中世、未来、原始、古代といった異なる時代を舞台に、プレイヤーを虜にしました。特筆すべきは、異例のマルチエンディングシステム。プレイヤーの行動によってエンディングが変化し、何度もプレイする楽しみがありました。

何度もプレイしたくなる独自システム

強さを引き継いだまま遊べる「つよくてニューゲーム」は、プレイヤーにとって便利な機能で、『クロノ・トリガー』で初めて採用されたものです。

名クリエイターによる確かな作品力

このゲームは、堀井雄二氏(『ドラゴンクエスト』シリーズ)、鳥山明氏(『ドラゴンボール』)、そして坂口博信氏(『ファイナルファンタジー』)が共同で制作した“ドリームプロジェクト”でした。このクリエイターたちの協力は、ゲーム業界において衝撃的で、話題を呼びました。また、ゲームの音楽は光田康典氏が手掛け、国内外で絶大な人気を誇りました。メインテーマや「風の憧憬」、そして「時の回廊」など、切なく美しい楽曲がプレイヤーの心を打ちました。

物語の詳細とゲーム攻略フロー

ここからはネタバレも含まれますので、ある程度のチャプターごとにストーリーの詳細と攻略フローを別記事でまとめました。ご自身のプレイ状況に応じてご覧ください。ネタバレがOK!という方は、順番に呼んでいただくと、物語の詳細が分かるように書いてありますので、読み物としてもご覧いただけます。

【ストーリー解説】クロノ・トリガー(オープニング〜未来でのガードマシン撃破まで)
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【ストーリー解説】クロノ・トリガー(プロメテドーム到着~グランドリオン入手まで)
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【ストーリー解説】クロノ・トリガー(魔王軍との戦い〜古代の王国ジール追放まで)
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【ストーリー解説】クロノ・トリガー(ジール追放からラヴォス戦敗北クロノ死亡まで)
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【ストーリー解説】クロノ・トリガー(クロノの死〜サブイベント攻略)
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【ストーリー解説】クロノ・トリガー(サブイベント攻略続き)
【ストーリー解説】クロノ・トリガー(サブイベント攻略続き)
【ストーリー解説】クロノ・トリガー(ボス戦〜エンディング)
この記事では、『クロノ・トリガー』の最終段階、『黒の夢』に飛び込んだ後のボス戦ラッシュからエンディングまでの流れを解説しています。

まとめ

いかがでしたか?すでに発売されてから相当な時間が経過している作品であり、現代のゲームと比較するとグラフィックも劣りますが、そのストーリーやゲームシステムは未だに色あせることなく多くのゲームファンを魅了しています。

個人的にはゲーム史に残る名作として、語り継がれていくのであろうと思います。まだプレしたことが無い方は是非この機会にプレイしていただくことをおすすめします!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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