前回なんとかクロノを蘇らせて、サブイベント攻略によってストーリーの深みやキャラクターごとの感情変化について解説してきました。今回は、サブイベント攻略の続きです。
この解説は下記の動画に沿って解説しています。
サブイベント攻略続き
前回に引き続き、今回もサブイベント攻略がメインとなります。少し短いですが、重要なパートです。
太陽石
時の最果てでハッシュからの「原始から未来、すべての時をまたに駆け、陽の光を集め続ける石……」という言葉を頼りに、『太陽石』を見つけに未来へいきます。太陽石は、古代でラヴォスエネルギーを手に入れる前にエネルギー源として使われていたものでした。
未来に行くと、監視者のドームの近くに災害によって古代の遺跡となった『太陽神殿』が海上に現れています。中へ入ると、怪しげな光があり、調べてみると『サン・オブ・サン』との戦闘となります。サン・オブ・サンは弱点をルーレット式に入れ替えることで、こちらの攻撃を撹乱してきます。なんとかサン・オブ・サンを倒すと、神殿の奥に『暗黒石』を見つけることができます。暗黒石は輝きを失っており、そのままでは使うことができません。
暗黒石を太陽石に戻すには、気の遠くなるような長い時間太陽の光を当て続けなければなりません。そこでクロノ達は、原始時代の『光のほこら』に向かいます。光のほこらには24時間太陽の光が当たり続けているので、現代で回収すれば太陽石になっているはずです。
現代へ行ってみると、なぜか暗黒石がなくなっています。誰かに持ち去られたのでしょうか。町の外れにある村長の家が怪しく光っているので尋ねると、何も知らないと一蹴されてしまいます。村長の家族の話を聞く限り、村長は非常にケチでガメツイ性格のようです。おそらく村長が暗黒石を持っているでしょう。
一旦中世へ行って、同じ村長の家を訪ねます。すると、村長の奥さんが『ハイパーほしにく』があれば・・・と呟きます。村のパブで手に入れたハイパーほしにくを村長の奥さんにあげると、大変感謝され末代までこのことは教え聞かせていくと言います。
現代の村長の家に戻ってみると、変わらずキラキラした光を放っています。中に入ると、村長の性格が全く変化しており、旅人が置いていった暗黒石を素直にクロノ達に差し出しました。
クロノ達は暗黒石を光のほこらに戻して、未来に行ってみると見事太陽石が出来上がっていました。太陽石を使って強力な武器が作れるそうです。
虹色の貝がら
中世のパブで出会った冒険家『トマ』から虹色の貝がらの在処がわかったという話を聞きます。また、クロノはトマから、自分が死んだらこの酒を墓にかけてくれと頼まれます。
現代でトマの墓を訪れ酒をかけると、トマの魂が現れ、虹色の貝がらの在処を教えてくれました。どうやら『巨人のツメ』という場所にあることがわかりました。トマは中世の人間なので、中世に行って巨人のツメを目指します。
巨人のツメを訪れると、なんとなく見覚えがあります。なんとそこは原始の時代にラヴォスによって地中に埋まったティラン城跡でした。そこにはトマのメモが落ちていて『落とし穴にわざと落ちる・・・』と書いてありました。
トマのメモを頼りにティラン城を進んでいくと、最深部に『ルストティラノ』が待ち構えていました。非常に強敵ではありますが、なんとか倒すとその先に虹色の貝がらが置いてありました。持ち帰ろうとしますが、とても重く持っていけないので王様に頼んで城に運んでもらい保管してもらうことにしました。
現代に戻り、保管されている虹色の貝がらを確認しようとすると、なんと王様が裁判にかけられようとしています。大臣の話では、王様はお金目的で家宝であった虹色の貝がらを売り払った罪があるというのです。クロノ達は裁判が終わるまでに虹色の貝がらを探して王様の無実を証明しようと奔走します。
無事に間に合ったクロノ達ですが、実は大臣は中世で倒した『ヤクラ』の子孫『ヤクラ13世』であることがわかり、戦闘となります。先祖の恨みを口にするヤクラをなんとか倒して本物の大臣を救出。王様も無事に裁判から解放されることになりました。
虹色の貝がらを見つけ出したクロノ達はボッシュの力を借りて武器を作ってもらいます。『プリズムドレス』か『プリズムメット』を選ぶこととなります。
このチャプターのポイント
今回の解説は2つのサブイベントについてですが、ある出来事がきっかけで歴史が変わるということも、過去の出来事がきっかけで未来にも影響するということを大変うまく描かれていると思います。
また、『虹色の貝がら』では、お転婆娘のマールの父親への素直な気持ちなども表現されており、感情移入ポイントなのではないかなと思います。
今回はここまでです。次回はストーリー解説としては最後になります。いよいよボス戦ラッシュです。ぜひご覧ください。
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