VCT 2027シーズンの主要な進化
2027年のVCTは、従来のリーグ主体の構造からトーナメント主体のモデルへと移行します。この刷新により、世界各地でのオフラインイベントが拡大され、すべてのチームに「Masters」および「Champions」出場への新たな機会が提供される仕組みが導入されます。
このシステムでは、「すべての試合を重要なものとすること」「世界大会への道を開かれたものにすること」「より多くの場所でライブイベントを行うこと」に重点が置かれています。よりエキサイティングで予測不可能性に富み、世界中のチームと選手にとって参加しやすい競技環境の実現が期待されます。
新たなパートナーシッププログラム
2027年からは、新たな2年間のパートナーシッププログラムが開始され、応募受付が始まっています。既に実績を持つ未参加のチームも、各地域のRiot Esports窓口を通じて応募が可能です。選考は以下の観点に基づいて行われます。
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VALORANTコミュニティーを成長させることへの献身度
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ファンダムとコンテンツにまたがるコミュニティーへの影響力
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事業としての持続可能度と責任ある運営能力
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高い事業運営能力と確立されたインフラ
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競争的な環境での成功とパフォーマンスの成長度
パートナーチームには、基本報酬の支払い保証、高いパフォーマンスを見せたチームへの追加報酬、ファンがお気に入りのチームをサポートできるゲーム内スキンのセット「チームカプセル」、そして予選の最初のラウンドをスキップしてダイレクトに後半戦に参加できる「直接的シード」などの支援が提供されます。
世界大会に向けてのオープン予選
2027年より、「Masters」および「Champions」への出場はオープン予選を起点とする新たな構造へ移行します。これにより、すべてのチームが年間複数回にわたり世界大会出場のチャンスを得られるようになります。

出場ルートは地域ごとに設計され、コミュニティトーナメント、パートナーイベント、大学でのイベント、そして「Premier」などが含まれる可能性があります。詳細は年内に改めて発表される予定です。また、非パートナーチームに対しても、成績に応じた報酬およびチャンピオンシップポイントが付与され、競技結果に基づいた公平な収益分配が実現されます。
収益分配モデルの強化
「VALORANT」のデジタルコンテンツは、多くのファンの支援により大きな成功を収めています。直近1年間だけでも、デジタルグッズの売上からVCTチームに対して総額8,600万ドルが分配され、チームの継続的な活動を支える健全かつ持続可能な競技環境の構築に大きく寄与しました。2027年以降は、こうした収益機会をトップレベルで競うすべてのチームが実現できる仕組みが整備されます。

各チームには、大会への出場資格を得ることで大会ごとに一定額の参加報酬が支給されます。この金額は大会の規模や重要度に応じて設定されており、「Cups」から「Masters」、そして「Champions」へと進むにつれて、段階的におおよそ倍増していく設計となっています。これらに加えて、各トーナメントには年間総額600万ドルの賞金プールが用意されているほか、世界大会に出場するチームに対しては渡航費が全額支給されます。特に「Cups」においては、チームがビザ取得や渡航手配を円滑に進められるよう、資金を迅速に支給する体制が整えられています。
さらに、これらの収益の一部は「Game Changers」プログラムにも配分される予定です。分配の詳細については、年内に改めて発表されます。

すべての地域のあらゆるチームに対して、すべての世界大会へとつながる出場ルートが提供されることを目標としています。各地域のコミュニティには、チームを国際大会へと導く独自の経路が用意され、そこを勝ち上がったチームは大会後半においてパートナーチームと対戦する機会を得ることになります。これにより、各試合の重要性が一層高まるとともに、地域に根ざしたトップチームの活躍を促しながら、競技シーンの持続的な発展と新たな選手の成長につながるものと期待されます。
VCT Cupsの新設
新フォーマットの中核となるのが「VCT Cups」です。これはオープン予選を勝ち上がったチームが出場するオフライン大会で、各地域で年2回、合計8回開催されます。
Cupsの特徴は以下のとおりです。
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レギュラーシーズンのリーグプレイを代替します。
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ウィークエンドの決勝イベントで締めくくられます。
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勝利したチームはダイレクトにMastersとChampionsへの出場資格を獲得します。
「Kickoff」および「Cups」はスタジオおよび各地の会場で開催され、観客参加型イベントとして実施されます。年間では、16都市以上で約20の大会開催が予定されています。

「Kickoff」は引き続きシーズン開幕イベントとして実施され、全チームが参加可能です。
新たな競技構造と今後の展望
2027年からは、すべてのチームが単一のTierの中で競い合うシステムへ移行します。これにより、新規チームの参入障壁が低下し、より多くのチームが直接世界の頂点を目指せる環境が整備されます。

新しいVCTは、以下の価値を提供するとされています。
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試合は1試合目から重要になります。
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世界大会への道がスピードアップします。
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より多くの地域イベントが開催されます。
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競争のチャンスがさらに拡大します。
地域ごとの日程、出場枠の配分、Game Changers、イベントの開催地などの詳細は、「Champions」が近づきましたら告知される予定です。
Riot Games VALORANT Esports部門 グローバルヘッド Leo Faria氏のコメント
「VCT 2027は、チームの競い方とファンのVALORANT Esports体験そのものを再構築する取り組みです。主要国際大会への道をすべてのチームに開いたトーナメント主導型システムへ移行することで、すべての試合に意味があり、すべてのチームに世界の舞台へ挑むチャンスがある、よりダイナミックで緊張感のある競技エコシステムを生み出していきます。」と述べています。
ライアットゲームズについて
Riot Gamesは、世界で最もプレイヤーに焦点を当てたゲームの開発、パブリッシング、プレイヤーサポートの提供を目指し、2006年に創設されました。2009年にリリースされたデビュータイトル『リーグ・オブ・レジェンド』は、世界トップクラスのプレイヤー数を誇るPCゲームとして愛されています。その後も、『VALORANT』、『チームファイト タクティクス』、『レジェンド・オブ・ルーンテラ』、『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』をリリースし、世界中で最も観戦され、広く認知されているeスポーツタイトルを生み出してきました。その頂点ともいえる大会「League of Legends World Championship(Worlds)」や「VALORANT Champions Tour(VCT)」は、毎年数百万人のファンが観戦しています。またライアットは、音楽やコミックブック、ボードゲーム、さらにはエミー賞受賞アニメシリーズ『Arcane』といった様々なマルチメディアプロジェクトを通じて、自社のIPをさらに深く掘り下げています。
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VALORANTについて
VALORANT(ヴァロラント)は、5対5で対戦する競技性の高いタクティカルシューターで、PC、PlayStation®5、Xbox Series X|Sに対応しています。高い精度が要求される銃撃戦と、「エージェント」(キャラクター)固有の特殊能力を組み合わせた、本格派の銃撃戦が特徴で、プレイヤーの戦略的選択や柔軟なアイデア、そして一瞬のひらめきから生まれるチャンスがチームを勝利に導きます。マップは競技シーンを見据えて設計されており、何千時間プレイしても常に新鮮な戦いを体験できるような工夫が凝らしてあります。
『VALORANT』は基本プレイ無料で、世界中のより多くのプレイヤーが楽しめるよう幅広いスペックのPCとコンソールに対応しています。ライアットゲームズでは、世界各地における最高クラスの専用ゲームサーバーとインフラの整備、独自開発のチート対策システムなど、タクティカルシューターの競技性を確保し、利用可能なすべてのプラットフォームで、FPSジャンルにふさわしいゲーム体験を実現する体制の構築に全力で取り組んでいます。
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