2025年カジュアルゲーム市場の主要な動向
今回の調査では、2025年1月から12月までの期間中、月間Freeランキング100位以内にランクインしたスマホゲームタイトルのうち、短時間でプレイ可能な「ハイパーカジュアル・カジュアルゲーム」191タイトルが対象となりました。「ロイヤルマッチ」や「タウンシップ」などに代表される中長期プレイ型タイトルは対象外とされています。
調査サマリーとして、以下の点が明らかになりました。
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ジャンル構成は、パズルゲームが46.6%を占めています。
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9割以上がオリジナル作品で、IP作品は9.4%にとどまるものの、長期運営タイトルが多く見られます。
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カジュアルゲームのパブリッシャーは日本が45.0%で最多となっています。
ジャンル構成:パズルゲームが約半数を占める
調査対象となったカジュアルゲーム191タイトルにおいて、最も多くを占めたジャンルはパズルゲームで、全体の46.6%を構成しています。単一ジャンルとして約半数を占め、ランキング上でも中心的な位置を占めていることが分かります。次に多かったのは脱出ゲーム・謎解きで、全体の18.8%を占めています。
パズルゲームの内訳では、ソートパズル、ネジ外し、マッチ3パズルがそれぞれ10.1%と同水準で、ブロックパズル、マージパズル、3Dマッチパズルなども上位の割合を占めています。特定のサブジャンルに偏ることなく、複数のサブジャンルによって構成されていることが特徴です。パズルゲームは漫画アプリやSNSなどの広告との親和性が高く、広告露出の多さが新規ダウンロードの継続に貢献していると考えられます。

オリジナル作品が市場の9割以上を占める
カジュアルゲーム市場は、全体の9割以上がオリジナル作品で占められていることが明らかになりました。IP作品は全体の9.4%(18タイトル)にとどまり、90.6%がオリジナル作品となっています。IP作品には、「ディズニー」や「サンリオ(ハローキティ)」など世界的に知名度の高いIPを活用したタイトルや、長期運営タイトルが1年を通して継続的にランクインしている傾向があります。
パブリッシャーの地域別割合:日本が最多
パブリッシャーの地域別で見ると、日本が45.0%と最も多い結果となりました。次いでシンガポール、香港、韓国と続いています。
日本のパブリッシャー作品をジャンル別に見ると、『LINE:ディズニー ツムツム』などのIP作品や、パーティーゲーム、脱出ゲームといった特定ジャンルに集中する傾向が見られます。一方で、日本以外の海外パブリッシャー作品では、ネジ回しやソート系パズルが多くを占めていました。

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本リリースは調査結果の一部抜粋であり、上記に加え対象タイトルからピックアップした5タイトルの詳細情報などをレポートに掲載しています。全文は、スパイスマートが提供する運営ソリューション『LIVEOPSIS』ご契約企業へ配信中です。
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