ゲームが「なぜかうまくいかない」を解決する一冊
一生懸命作ったゲームが、なぜかプレイヤーを夢中にさせられない――そんな悩みを抱えるゲーム開発者や、ゲーム業界を目指す学生の方々へ朗報です。プレイヤーの感情を巧みにコントロールする「レベルデザイン」のガイドブック、『レベルデザインをはじめよう プレイヤーを夢中にさせるゲーム設計の10原則』が、株式会社ボーンデジタルより2026年8月中旬に発売されます。

レベルデザインとは何か?
「レベルデザイン」と聞くと、単にマップを作成する作業を想像するかもしれません。しかし、本書が提唱するのは、建築学、心理学、ユーザー体験といった多岐にわたる分野を融合させ、プレイヤーの感情を意図的にコントロールする高度な技術としてのレベルデザインです。
ゲームが面白いと感じられる裏側には、必ずこのレベルデザインが隠されています。本書は、これまで難解と思われがちだったこれらの理論を、「レベルデザインの10原則」として体系的にまとめ、誰もが理解しやすい形で提供しています。

「なんとなく」の設計から卒業するためのガイド
「敵をなんとなく配置してしまった」「プレイヤーが意図した通りに動いてくれない」といった経験はありませんか?本書は、そうした直感や感覚に頼りがちな設計から脱却し、理論に基づいたゲーム体験の作り方を学ぶための最初の一歩となるでしょう。
ゲーム開発の初期段階で行われる「ブロックアウト」の重要性や、Unreal EngineやUnityといったゲームエンジンでの具体的な作業方法についても詳しく解説されています。

プレイヤーキャラクターのサイズや動きのメカニクスが、レベルのレイアウトやスケールにどのように影響するかといった、実践的な内容も豊富に盛り込まれています。

著者紹介
本書の著者であるマイケル・サルモンド氏は、デジタル・インタラクションデザイナー、アーティスト、デジタル理論家として20年以上にわたりデジタルメディアの分野で活躍されています。現在は、フロリダ州のフロリダ・ガルフ・コースト大学でインタラクションデザインおよびデジタルデザインの教鞭を執っており、その豊富な知識と経験が本書に凝縮されています。
書籍概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 書籍タイトル | レベルデザインをはじめよう プレイヤーを夢中にさせるゲーム設計の10原則 |
| 定価 | 4,950円(本体4,500円+税10%) |
| 発行・発売 | 株式会社ボーンデジタル |
| ISBN | 978-4-86246-670-9 |
| 総ページ数 | 256ページ(仮) |
| サイズ | B5正寸、オールカラー |
| 発売日 | 2026年8月中旬 |
| 著者 | マイケル・サルモンド(Michael Salmond) |
| 監修 | 本山 博文 |
プレイヤー体験をデザインする
本書では、『DOOM』や『The Last of Us』といった人気タイトルの具体例を挙げながら、プレイヤーの動線を考慮した要素の配置や、物語とパズルのバランスの取り方など、実践的なレベルデザインの原則を解説しています。

さらに、『Left 4 Dead 2』や『ウォッチドッグス2』を例に、AIやNPCの行動デザインがいかにプレイヤーの没入感に影響を与えるかについても深く掘り下げています。創発的なシナリオ生成システムを通じて、プレイヤーごとに異なる体験を生み出す方法が紹介されています。

戦闘デザインにおいても、『Gears of War』や『God of War』の例を参考に、プレイヤー体験を重視した環境設計の重要性を説いています。遮蔽物の配置や敵の行動パターン、アイテムの配置場所など、細部にわたる考慮がゲームの面白さを左右することが分かります。

インディーゲーム開発者、新人のレベルデザイナー、そしてゲーム業界を目指す学生にとって、本書はゲーム開発の質を一段と高めるための貴重な一冊となるでしょう。この機会に、レベルデザインの奥深さに触れてみてはいかがでしょうか。



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