PUBG IPフランチャイズが業績を牽引
「PUBG IPフランチャイズ」の売上は前年同期比で24%増加し、四半期売上において1兆ウォンを突破しました。これはKRAFTONの過去最高業績を牽引する大きな要因となっています。
PCプラットフォームでは、『PUBG: BATTLEGROUNDS』への新コンテンツ投入とライブサービス運営の強化が売上成長に貢献しました。特に、9周年を記念して英国の高級自動車メーカー「アストンマーティン」と実施したコラボレーションイベントは、2023年の初回販売を上回る売上を記録し、プレイヤーの高い需要を示しました。
モバイルプラットフォームでは、プレミアムコンテンツとIPコラボレーションが四半期売上の記録更新に寄与しています。ドイツのスポーツカーブランド「Apollo Automobil」とのコラボレーションは、高課金プレイヤー層から支持を集めました。また、『BATTLEGROUNDS MOBILE INDIA』 (BGMI) は、サーバー容量の増強とコンテンツ拡充によりプレイヤーのアクセス性を向上させ、課金ユーザー数が前年同期比で17%増加しています。さらに、公式リーグ大会「BATTLEGROUNDS MOBILE INDIA SERIES 2026(BGIS 2026)」では過去最高の視聴者数を記録し、インド国内での存在感を改めて示しました。
『PUBG: BATTLEGROUNDS』IPは、強固なファンベースと競争力のあるライブサービスを基盤に、多様なゲームコンテンツやプレイ体験を蓄積するコンテンツプラットフォームへと進化を続けています。4月には新たなゲームモード「Xeno Point」を導入し、バトルロイヤルの枠を超えた新しいゲームプレイによってユーザートラフィックを拡大しました。5月には他社のFPSゲーム「PAYDAY」IPとコラボレーションした協力モードのリリースを予定しており、今後も追加モードやUGC(ユーザー生成コンテンツ)の拡張を継続していく方針です。
KRAFTONは、新興市場でのプレゼンス強化とグローバルファンベース向けのマーケティング強化を通じて、「PUBG IPフランチャイズ」のさらなる成長加速を目指しています。
その他の事業戦略とAI技術の活用
事業部門別の「その他売上」は、主にADKグループの連結業績により、前年同期比で2,859億ウォン増加しました。
その他の事業戦略として、2025年3月に早期アクセス版を配信開始した次世代ライフシミュレーションゲーム『inZOI』は、長期的なプロダクトライフサイクルを持つIPとしての成長を目指し、スケールアップを進めています。今後はコンテンツ強化による体験向上に加え、コンソール展開によるプレイヤー層の拡大を図る予定です。また、プレイヤーがより手軽にコンテンツを制作できるよう、AIスクリプトによるモッディングツールの提供も計画されています。さらにマルチプレイヤー機能を追加し、ユーザー生成コンテンツの共有や協力プレイを可能にすることで、プラットフォーム型IPへの進化を目指していくとのことです。
オープンワールド型サバイバルクラフトゲーム『サブノーティカ2』(Subnautica 2)は、5月に早期アクセス版のリリースを予定しています。Co-opモードを含む新コンテンツにより、既存のシリーズファンおよび新規プレイヤーに新たな体験を提供します。
KRAFTONは、AIを活用した差別化されたゲーム体験の実現を目指す「AI for Game」施策を引き続き推進しています。4月に公開された4種のマルチモーダルAIモデル『Raon』を各タイトル向けに最適化し、ゲーム特性に応じた新たなプレイ体験を実現します。また、AI技術を活用した共同プレイ可能キャラクター(CPC)「PUBG Ally」を、今年中に『PUBG: BATTLEGROUNDS』のアーケードモードにてベータサービスとして提供し、没入感の高い新たなゲーム体験を提供する予定です。
株主還元プログラムの進捗
今年2月に発表された株主還元プログラムに基づき、KRAFTONは2026年第1四半期に2,000億ウォンの自社株買いを実施し、996億ウォンの配当を実施しました。また、取得済み株式のうち3,362億ウォン相当分を消却しています。今後も同プログラムを着実に実行し、長期的な株主価値の向上に取り組んでいく方針です。
KRAFTON, Inc.は、差別化されたクリエイティブを持つグローバル開発スタジオと独自の楽しさを備えたゲームを制作するとともに、潜在力のあるゲームIPを発掘し、世界中にパブリッシングしています。「Pioneer the Undiscovered」というスローガンのもと、AIをはじめとする技術力を拡張しながら、ゲーム産業の未来の可能性を広げていくとのことです。
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