コーエーテクモグループとの戦略的パートナーシップの意義
SpiralAIは「人間らしさに、技術の力で挑戦する」ことを掲げ、IPホルダーと“共創”でエンタメを創ることを事業の中心に据えています。コーエーテクモグループは“創造と貢献”の精神のもと、魅力的なコンテンツを通じて世界中のユーザーに感動を届けるエンタテインメント企業です。SpiralAIは、業界を代表するパートナーの支援を受け、国内外のファンに向けた新しい体験を共同で創出し、世界展開を推進してまいります。
新LLMサービス「Geppetto2」について

「Geppetto2」は、IPキャラクターの創出・運用・展開を目的に設計されたIP特化型LLMです。汎用LLMとは異なり、作品の世界観やキャラクター性を損なわず、IPごとに定義された設定や性格、世界観、語り口を深く理解し、IPホルダーやエンタメ企業が“公式として出せる品質”を目標に設計されています。
強み
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世界観を厳守する:キャラクターが知るはずのない情報を語らせない設計です。
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嘘をつかない:存在しない固有名詞を創作しない設計です。
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キャラクターの再現度:キャラクター固有の設定を交えた会話を行います。
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軽量かつ高効率:コンパクトなモデルサイズで高い応答品質を実現します。
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ローカル環境への展開:将来的にゲーミングPCやスマートフォンでの動作も想定されています。
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IPの権利保護が手厚い:他社IPの著作権・商標権等の権利侵害を未然に防ぐ設計です。
こだわり
「Geppetto2」は、ユーザーとキャラクターが長期的な関係性を築けるよう、徹底したこだわりと情熱で作られています。
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会話学習による「関係性」の再現
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Q&Aではなく口語会話の流れを学習することで自然な会話を実現しています。
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初対面から親密になるまでのフェーズも学習に含め、関係性の深化を表現します。
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感情表現の高度化
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1つのセリフに込められた意図・感情・関係性を、学習データ作成時に丁寧に付与しています。
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同じセリフだとしても、裏に複雑な想いが込められた、人間らしい会話を再現します。
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キャラクター独自の会話表現
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キャラクターを通じて原作者が表現したい会話表現を丁寧に再現します。
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汎用LLMでは難しい、多様性を持った会話展開を実現します。
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少数データでの高品質学習
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データ量で勝負せず、キャラクターの核を深く学習させるレシピを追究しています。
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余計な汎用知識を削ぎ落とし、IPの世界観を守るAIへと進化させます。
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これらの取り組みの積み重ねとして、Geppetto2は、他社汎用LLMを超える水準の品質を実現しているとのことです。
今後の取り組み

今後、SpiralAIは以下の取り組みを通じて、日本のIPを世界へ届けるAI基盤をさらに強化していくとのことです。
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戦略的パートナーとの共創強化:IPライセンス協力を軸とした長期的な共同開発を進めます。
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エンタメ領域での拡張:ゲーム・アニメ・マンガ・声優など多様なIPとの共創を目指します。
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グローバル展開の加速:多言語対応と海外ファンへのリーチ拡大を図ります。
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技術基盤の進化:「Geppetto2」のさらなる品質向上と応用領域の拡大に取り組みます。
出資者およびSpiralAI代表のコメント
株式会社コーエーテクモホールディングス 代表取締役 社長執行役員CEO 鯉沼 久史氏

SpiralAIは、独自LLM「Geppetto」やオーダーメイドのLLMを開発しており、近年大きな注目を集めている生成AIの分野において高い技術力を持つ企業です。キャラクター会話型AIアプリの開発など、AIを活用した新たなエンタテインメントへの挑戦を高く評価し、新たに出資いたしました。今回の戦略的パートナーシップを通して、SpiralAIの進めるエンタメとAIを掛け合わせた新しい体験の創出への取り組みを支援させていただきます。
Spiral Capital, General Partner 千葉 貴史氏

コーエーテクモ様に資本参加頂く今回ラウンドのリード投資家として、前回ラウンドに引き続き追加投資させて頂きました。日本のキャラクターIPが世界のIP収入ランキングでも上位を占有するなど、エンタメ産業は日本が世界に誇る重要な産業となっています。SpiralAIは、IQではなくEQに強みを持つ高速・低コストな独自LLMを開発し、あらゆるキャラクターIPの性格や世界観を再現可能な会話AIを構築しています。SpiralAIのAI開発力と日本のエンタメ企業のIP力が掛け合わされることで、世界中のより多くのユーザーに日本のIPを楽しんでもらえる世界を実現できることを確信しております。
Scrum Ventures, General Partner 宮田 拓弥氏

日米両国で投資活動を行うなかで、我々はあらためて日本のエンタテインメント産業の世界における評価の高さを実感しています。EQに特化したSpiralAI独自のLLMは日本のIPの持つ可能性をさらに広げるものと強く確信し、前回に続いて出資をいたしました。佐々木社長をはじめとするチームの高い開発力と、そこから生まれる新たな体験価値がもたらす未来に大いに期待をしています。
SpiralAI株式会社 代表取締役 佐々木 雄一

世界では、エンタテインメント領域におけるAI活用が広がり、特にキャラクターとの会話体験を軸にしたサービスが成長しています。SpiralAIは「人間らしさに、技術の力で挑戦する」ことを掲げ、日本人だからこそイメージできる、AIとの共生体験の実現に取り組んできました。生成AIという産業革命に匹敵する大きな変革の波の中で、残念ながら米中に大きく出遅れている日本のAI産業の現状を、日本が誇るエンタテインメントとAI技術を掛け合わせることで、独自の体験として世界にアピールしていきたいと考えております。今回、そのチャレンジに共感し、応援してくださる投資家の皆様とご一緒できたことを大変うれしく思います。
詳細については、SpiralAIの公式ウェブサイトをご覧ください。



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